トヨタは2023年9月28日、ピックアップトラック「ハイラックス」を一部改良し販売を開始しました。一体どのような点が進化したのでしょうか。
■新型「ハイラックス」どう進化した!?
トヨタは2023年9月28日、ピックアップトラックの「ハイラックス」を一部改良し全国の正規ディーラーにて販売を開始しました。
同車は迫力のある大きなホディサイズや、SUVとしても使用できるユーティリティ性の高さから根強い人気を誇る4ドアタイプのピックアップトラックで、トヨタでも公式にSUVカテゴリに分類されています。
そんな「ハイラックス」は1968年に初代モデルが日本で登場。現在では約180の国と地域で販売されるなど、トヨタにとって重要なグローバルモデルに成長したピックアップトラック。
また、一時期は海外専売モデルとして日本にラインナップされていない期間もありましたが、2017年9月に発売した現行の8代目モデルからは、再び日本市場に復活し正規販売されています。
日本仕様のハイラックスのボディサイズは全長5320-5340mm×全幅1855-1900mm×全高1800-1840mmと巨大で、5mを上回る全長をはじめとしたあらゆる値が同車の誇る大きさを物語ります。
またパワーユニットには最高出力150馬力・最大トルク40.8kgf・mを発揮する2.4リッター4気筒ディーゼルエンジンを搭載し、6速ATを組み合わせて4輪を駆動するパートタイム4WD形式を採用。
今回の一部改良では、駐車時などに周囲を見渡せる高度なサポート機能「パノラミックビューモニター(いわゆる360度カメラ)」を、従来は設定の無かったグレード「Z」にも標準装備。
これによって、ハイラックスの全グレードにパノラミックビューモニターが標準で搭載されたことになります。
さらに、これまで同車には無い新たなボディカラー「プラチナホワイトパールマイカ」も設定され、より高級感を感じられる仕様となりました。
一方でこの新色の追加と同時に、従来設定されていた「スーパーホワイトII」は姿を消しています。
改良を受けた新型ハイラックスの消費税込の車両価格は、標準グレードといえる「Z」が407万2000円、スポーツグレードの「Z“GR SPORT”」が431万2000円です。