2023年9月27日、三菱のタイ法人は一部改良を果たした新型「エクスパンダー」を発表しました。どのような変化があったのでしょうか。
■三菱“新型コンパクトミニバン”「エクスパンダー」発表
2023年9月27日、三菱自動車のタイ法人は一部改良を果たした新型「エクスパンダー」を発表しました。
エクスパンダーは、主にASEAN地域を中心とした海外市場で展開している3列シート7人乗りのコンパクトミニバンです。インドネシア現地のミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア工場などで生産されています。
2017年に登場し、2021年にはマイナーチェンジを受け、現在の姿となりました。ボディサイズは全長4595mm×全幅1750mm×全高1730-1750mm。最低地上高は220mmとしっかりSUV並みに確保されています。
エクステリアは、三菱車で特徴的な「ダイナミックシールド」を中心とした精悍なデザイン。T字シェイプのヘッドライトやSUVのような前後のスキッドプレートなどがタフ感を演出します。
インテリアは、上級グレードではソフトパッドを採用したダッシュボードや、ダイヤモンド状のキルティングが施されたシートなどを装備しており、コンパクトミニバンとは思えない上質感を放ちます。
パワートレインは、最高出力105馬力・最大トルク141Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジン。これに組み合わされるトランスミッションはCVTです。
今回の一部改良で、自動照明制御付きの新たなLEDヘッドライト、自動レインセンサー付きワイパー、自動防眩バックミラーと新しいPM 2.5エアフィルターを追加し、商品力を高めています。
ボディカラーは、クォーツホワイトパール、スターリングシルバー、グラファイトグレー、ジェットブラックマイカを含む4色を設定。
グレード展開は、ベースのGLS-LTDと上位グレードのGTの2種類で、価格はGLS-LTDが79万9000タイ・バーツ(約322万円)から、GTが91万2000タイ・バーツから(約368万円)です。