ダイハツのインドネシア法人が、2023年8月開催の自動車イベントで新型「アイラ」の新仕様である「アイラスポーツ」を公開しました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。
■全長4m以下ボディの新型「アイラスポーツ」公開
2023年8月に開催された「ガイキンド(GAIKINDO・インドネシア自動車製造業者協会)インドネシア国際オートショー2023」で、ダイハツのインドネシア法人が新型「アイラ」の新仕様「アイラスポーツ」を公開しました。SNSではどのような反響があったのでしょうか。
アイラは、ダイハツがインドネシア市場向けに開発したコンパクトカーです。ダイハツの同市場のラインナップでは「最小サイズ」「エントリーモデル」に位置付けられます。
2013年に同市場に登場してから約10年間で、26万8000人以上の顧客を獲得するなど人気のモデルです。
現在販売されているのは、2023年2月にフルモデルチェンジしたばかりの2代目です。「エキサイティングなエントリーハッチバック」というキャッチフレーズに沿って、新たなDNGA(Daihatsu New Global Architecture)をプラットフォームとして採用。最新の技術、高品質、手頃な価格など、様々な利点を備えています。
ボディサイズは全長3760mm×全幅1665mm×全高1515mm、ホイールベースは2525mmです。
パワートレインは、ダイハツ「ロッキー」にも搭載される最高出力87馬力の1.2リッター直列3気筒エンジンと、最高出力67馬力を発揮する1.0リッター直列3気筒エンジンの2種類を用意。これに組み合わせるトランスミッションは、MTもしくはCVTです。
今回登場した新型アイラスポーツは、この新型アイラの1.2リッターエンジン+CVTモデルをベースに構築されたカスタムカーです。
ユーザーの個性に合わせて、よりスタイリッシュに見えるようにクルマを改造する創造性を持っている人に向けインスピレーションを提供する目的で作られたといいます。
エクステリアは、ボディカラーをオレンジメタリックとブラックメタリックのツートンカラーとするほか、DRL(デイタイムランニングライト)、フロントグリルガーニッシュ、オレンジ塗装した15インチアロイホイールなどを装備し、スポーティな印象を高めています。
インテリアは、ステアリング、ダッシュボード、ドアトリム、センターコンソールにオレンジ色のアクセントを配するほか、オレンジのアクセントを加えたセミレザーのシートを採用し、上質感を高めています。
パフォーマンス面では、ロアスプリングを変更しています。
この新型アイラスポーツに対し、SNSでは「日本でも売れそう」「ちょっと欲しい」「東南アジアの日本製コンパクトハッチに惹かれがちなの、なんで?」など、肯定的な感想が見られました。
また、「ミライース、ミラトコット、ブーンにスポーツ(MT設定)設定もありかな」「デ・トマソが欲しいですね」など、別のモデルを連想する人も複数いました。