トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは2023年10月3日、米国ラスベガスで10月31日より開催される「SEMA」に「モデリスタ」ブランドとして初出展すると発表しました。
■モデリスタが米国に上陸へ アジア以外では初の自動車ショー出展
トヨタカスタマイジング&ディベロップメント(TCD)は2023年10月3日、米国ラスベガスで10月31日より開催される米国自動車用品工業会主催「SEMA SHOW 2023(以下SEMAショー)」に出展すると発表しました。
TCDは「モデリスタ(MODELLISTA)」ブランドとして出展する予定ですが、アジア以外での出展は初だといいます。
今回TCDがSEMAショーで出展するモデルは、米国で導入を検討しているモデルだといい、そのなかからレクサスのフラッグシップSUV「LX」、中型SUV「RX」、トヨタ「クラウン クロスオーバー(米国名クラウン)」の3台が披露されます。
いずれも、米国においてモデリスタパーツの初公開となるため、ブランド25周年を記念するヒストリーパネルの展示やブランドブックなどの配布も行い、来場者や米国メディアに対しモデリスタの認知活動を行うと説明します。
このほか、米国での展開を検討中とするレクサス「NX」「IS」、トヨタ「カローラスポーツ(米国名カローラ ハッチバック)」、「プリウス」、「ハリアー(米国名ヴェンザ)」、「RAV4」の計9モデルを予定。
今後は、現地の販売店・販売代理店と本格的な販売に向けて調整を進めていくとしています。
米国ではエアロパーツセットが中心となり、日本で発売されている全商品ではなく、米国の市場や法規に合った商品のみを導入していく予定で検討しているということです。
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モデリスタブランドは1997年に誕生。国外では2020年にタイでの展開を皮切りに、2021年には中東・ロシア地域で展開するとともに、海外専用パーツの販売も実施しています。
なお、TCDの展開する「TRD」ブランドはすでに米国でも展開されています。