トヨタのインドネシア法人が、改良型となる新型「カローラアルティス」を発表しました。
■内外装を全面改良
トヨタのインドネシア法人であるトヨタアストラモーター社は2023年9月29日、改良型となる新型「カローラアルティス」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
インドネシアのカローラは、日本のカローラとは異なり、欧州などで販売されている4ドアセダンと基本的に共通です。
今回インドネシアに登場した新型カローラのボディサイズは、全長4630mm×全幅1780mm×全高1435-1455mm、ホイールベースは2700mmで、日本のカローラ(全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm)よりも一回り大きなサイズ感です。
エクステリアは、まとまり感のある精悍なデザインが特徴的。フロントフェイスに配されたコの字型のメッキパーツが上質感を演出します。
改良では新たに、グリルやホイールのデザインを変更しています。
ボディカラーは、セレスタイトグレーメタリック、プラチナホワイトパールマイカ、アティチュードブラックマイカの3色を設定しています。
インテリアは、レザー調のダッシュボードが特徴的な高級感のあるデザインをしています。スイッチ類はきれいに整理されており、全体的にすっきりとした印象です。
また、今回の改良で12.3インチのデジタルメーターが採用されました。
パワートレインは、最高出力140馬力・最大トルク172Nmを発揮する1.8リッターガソリンエンジンか、システム最高出力122馬力・最大トルク142Nmを発揮する1.8リッターガソリンエンジン+モーターのハイブリッドを選択できます。トランスミッションはいずれもCVTです。
先進安全機能は、ヒルスタートアシスト(HSA)、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、リアクロストラフィックアラート(RCTA)、ブラインドスポットモニター(BSM)、エマージェンシーストップシグナルなどが全車に装備されます。
インドネシアでの価格は、ガソリン車が5億6670万ルピア(約540万円)から、ハイブリッド車が6億2010万ルピア(約590万円)からです。