パイオニアは、クルマを利用してアウトドアレジャーを楽しむ人たちに向けた新商品・カロッツェリア「アドベンチャーシリーズ」などを10月~12月にかけて発売すると発表しました。
■アウトドアレジャーを楽しむ人向けの新製品
パイオニアは2023年10月5日、クルマを利用してアウトドアレジャーを楽しむ人たちに向けた新商品として、チューンアップトゥイーター、パワードサブウーファー、サテライトスピーカーをラインナップしたカロッツェリア「アドベンチャーシリーズ」を同年12月に発売すると発表しました。同時に、トヨタ「ノア/ヴォクシー」専用スピーカーなどのスピーカー群を10月から11月にかけて発売することも明らかにしました。
「アドベンチャーシリーズ」は、荷物の積み下ろし時などでも傷つきにくいストーン調塗装を外装に施し、さまざまなアウトドアシーンにマッチするライトベージュカラーを採用。カロッツェリアならではの音響技術を活用した、クリアな高域を再生するチューンアップトゥイーター「TS-T440AS」と、コンパクトボディで重低音を再生するパワードサブウーファー「TS-WX400AS」、クリアな中高域とタイトな低域を再生するサテライトスピーカー「TS-STX710AS」をそろえ、アウトドアレジャーの移動時間を楽しくするとのことです。
「TS-T440AS」は、ハイレゾ音源再生対応のチューンアップトゥイーターで、クリアな高域再生を実現しています。パワードサブウーファー「TS-WX400AS」は、スピーカーユニットを下向きに設置する方式と24cm×14cmの大口径ウーファーを採用しており、コンパクトサイズでありながら高出力と重低音再生を実現。DSPイコライザー「DIGITAL EQ」でチューニングした2 つの低音モードを搭載し、手元のリモコンで、階調豊かで深みのある低音を再生する「DEEP」と力強い低音を再生する「DYNAMIC」のモード切り替えが可能です。
サテライトスピーカー「TS-STX710AS」は、ラウンド形状の密閉式エンクロージャーを採用した高音質設計で、スピード感のあるクリアな中高域再生とタイトな低域再生を実現。スマートな本体形状とアタッチメントの採用によって、居住性や後方視界を確保しながら幅広い車種に取り付けられるとのことです。
チューンアップトゥイーター「TS-T440AS」はオープン価格で、想定実勢価格(税込み、以下同)は8000円前後。パワードサブウーファー「TS-WX400AS」の希望小売価格は3万7400円、サテライトスピーカー「TS-STX710AS」もオープン価格で、想定実勢価格は1万7000円前後です。
■スムーズな取り付けが可能なスピーカー群
10月発売のトヨタ「ノア/ヴォクシー」専用スピーカー「TS-H100-NV」は、クリアな中高域再生と優れた指向性を実現する3つの独自機構を採用した専用設計で、ハイレゾ再生にも対応し、最適な音場と臨場感を実現。機能性を損なわず車室内に溶け込む薄型デザインにより、特別な配線加工が必要なくスムーズな取り付けが可能とのことです。希望小売価格は2万7500円です。
同じく10月発売のグローバルシリーズのユニットスピーカーは、16cm x 24cmコアキシャル4ウェイスピーカー「TS-A6971F」と、16.5cmコアキシャル3ウェイスピーカー「TS-A1671F」、13cmコアキシャル3ウェイスピーカー「TS-A1371F」の3商品をラインナップ。厚みのある低音再生と柔軟な取り付け性を実現するユニットスピーカーで、自然かつクリアな高域再生から厚みのある豊かな低域再生まで全帯域で高音質を実現し、音の余韻や反射音まで再現することで、臨場感あふれる音を演出するとしています。さまざまな車種に取り付けられる薄型設計で、ドア用スピーカーとして設置する際も安心な防水仕様になっているとのことです。
希望小売価格は「TS-A6971F」が1万5400 円、「TS-A1671F」が1万3200円、「TS-A1371F」が1万1000 円です。
また、カロッツェリアブランドからはボックススピーカー「TS-X210」と「TS-X170」も11月に発売されます。両モデルはいずれも、大口径13cmウーファーなどの3ウェイスピーカーを搭載し、ボックスタイプならではの臨場感のある心地よい音楽再生を実現。コンパクト設計で、後方視界を妨げることなくリアトレーへ設置できるほか、ラゲッジスペースなどさまざまな場所への設置、取り付けが可能とのことです。希望小売価格は「TS-X210」が1万7600円、「TS-X170」が1万2100円です。