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ホンダ「新型N-BOX」価格とデザインで評価二分? “日本一売れてるクルマ”6年ぶり全面刷新への反響は

くるまのニュース 2023年10月7日 16時10分

ホンダの軽乗用車「N-BOX」の新型が発売されました。SNSではどのような反響があるのでしょうか。

■「N-BOX」が3代目に全面刷新!

 ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」が6年ぶりに全面刷新し、2023年10月6日に3代目の新型が発売されました。SNSにはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 N-BOXは、ホンダが展開する軽自動車「Nシリーズ」の第1弾として2011年12月に初代がデビュー。そして2017年には2代目が登場しました。

 同モデルは登録車を含む新車販売台数で2年連続1位、軽四輪販売台数では8年連続1位を記録しており、「日本で一番売れているクルマ」として多くのユーザーに支持されています。

 今回発売の新型N-BOXは、従来の軽自動車最大級の広い室内空間や高いアイポイントを継承しつつ、ノイズレスな視界を追求し、見通しの良さと運転しやすさを実現。

 ハンドルの内側を通して確認するインホイールメーターを採用し、フラットなダッシュボードにより開放的な視界を確保することで、ドライバーが車幅や車両の動きを把握しやすいインパネとしました。

 また、窓ガラスを水平基調で連続させることで姿勢や視線の乱れを減少させるとともに、快適な乗り心地によって乗り物酔いしづらくする工夫も盛り込まれています。

 助手席側のフロントピラー内側に設置されていた2つのミラーのうち、サイドアンダーミラーをドアミラーに移設。左前方の視界が良くなるとともに、後退時の安心感も向上させました。

 外観はシンプルな造形を基本とし、フロントグリルの丸穴デザインや丸目ヘッドライトを装着することで親しみやすさを表現。

 内装はグレージュ基調の明るいカラーを採用し、コルクのような質感のインパネトレーと合わせることで、リビングのような室内空間に仕上げました。

 さらに新型では、N-BOXの世界観を広げる「ファッションスタイル」を新設定。オフホワイトのドアミラーやアウタードアハンドル、ボディ同色のフルホイールキャップを備えるなど、個性的なパッケージを用意しています。

■「価格164万円から」にSNSは…

 一方、今回も前述の標準仕様とともに「N-BOXカスタム」が設定されました。

 N-BOXカスタムは、立体感のある緻密な造形のフロントグリルや横幅いっぱいに広がる一文字ライト、ホンダ初のダイレクトプロジェクション式フルLEDヘッドライトを採用し、ユーザーが誇りと満足を感じられるデザインを目指したといいます。

 また、クリアレンズのフルLEDリアコンビネーションランプや、ロー&ワイドなスタイリングと空力性能を考慮した専用エアロデザインにより、品格のあるたたずまいと性能の高さを表現しました。

 内装はブラック基調とし、大理石の質感を再現した高級感のあるインパネトレーを採用するなど、上質で精悍な室内としています。

 さらに、「コーディネートスタイル」を設定。特別感のあるダーククロームメッキ加飾のフロントグリルやリアライセンスガーニッシュ、ブラックアルミホイールなどを採用するほか、ボディカラーはモノトーンとルーフをブラックとした2トーンカラーも選択できます。

ホンダ新型「N-BOX/N-BOXカスタム」

 機能面は、「パワースライドドア予約機能」を新たに搭載。あらかじめ施錠操作をすることで、スライドドアが閉まった後に自動的にロックされます。

 また、スライドドア開口の一部にグリップ状のくぼみを設けることで、乗り降りをしやすくしました。

 収納は、従来の倍以上の容量を持つ大型グローブボックスや、後席には大型のサイドポケットを設けるなど、使いやすさを確保しています。

 パワートレインは従来モデルから継承。自然吸気エンジンとターボエンジン(N-BOXカスタムのみ)の2種類を設定し、それぞれ制御を見直すことで、上質で扱いやすい特性としました。駆動方式はFFと4WDが設定されます。

 安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全車標準装備とし、フロントワイドビューカメラと前後8つのソナーセンサーを用いたシステムを搭載することで、安心・安全を追求。

 近距離衝突軽減ブレーキ、急アクセル抑制機能を追加するとともに、高速走行時によりスムーズな加減速と操舵で運転をアシストするなど、街乗りから高速道路まで様々なシーンで運転を支援します。

 また、ホンダの軽自動車で初めて7インチTFT液晶メーターや「ホンダコネクト」を搭載しています。

 新型N-BOXの価格(消費税込)は、標準仕様が164万8900円から188万1000円、N-BOXカスタムが184万9100円から236万2800円です。

 これに対しSNSでは、「1番高いのが230万円超えるのか」「確かにいい車ではあるけれど、高い…」「売れるのか心配」など、価格に抵抗感を示す投稿が複数見られました。

 一方、「デザインが柔らかくなって好み」「新型の特にファッションスタイルは売れそうな気がします」と、そのデザインを評価する声も。

 このほか、「ターボの設定がないのが残念」「初代からのアイデンティティはしっかり受け継いでるな」といった意見もありました。

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