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パイオニア「楽ナビ」誕生25周年イベントが東京・二子玉川で開催中! 会場には注目の最新モデルも勢ぞろい

くるまのニュース 2023年10月6日 17時40分

パイオニアが販売している「楽ナビ」シリーズが誕生25周年を迎え、その記念イベントが東京都・二子玉川で開催されています。

■イベントでは初代楽ナビの実機やヒストリー紹介

「高性能で誰でもカンタンに使えるカーナビ」をコンセプトにパイオニアが販売しているカロッツェリア「楽ナビ」シリーズが今年で誕生25周年を迎え、その記念イベントが2023年10月5日~同8日、東京都世田谷区にある二子玉川 蔦屋家電で開催されています。

 会場には今年3月に発売された、オンライン対応となった最新の「楽ナビ」を搭載した日産サクラとスズキ ジムニーシエラが展示され、機能やサウンドを体験することも可能となっています。

 さらに、楽ナビの機能の進化や使いやすさを追求したインターフェースの変遷など、楽ナビの歴史を振り返ることができるヒストリーボードに加え、初代楽ナビを含む過去の代表的な楽ナビの実機もズラリと展示され、なかなか他では見ることができないコンテンツがそろっているのも見どころです。

■10月発表の最新モデルも一挙に展示

 この25周年イベントでは、楽ナビだけでなく、2023年10月5日に発表されたばかりのパイオニアの最新モデルもいち早く展示。ここからはそんな最新モデルもご紹介しましょう。

「サイバーナビ」の最新モデルも展示

サイバーナビ

 パイオニアのフラッグシップナビである「サイバーナビ」の最新モデルは、外観こそ従来モデルを踏襲していますが、オンライン対応ナビという部分がさらに強化され、自動地図更新機能が搭載されたほか、フリーワード音声検索では検索対象ワードや発話パターンが増えただけでなく、住所や電話番号、郵便番号の読み上げにも対応するようになりました。

 また、従来型でも高い評価を集めていたサウンド面はさらなるバージョンアップを果たし、さらなる高音質を実現するために高品質なパーツを惜しみなく採用し、ナビ基板とオーディオ基板を別体として干渉を防ぐなど、目に見えない部分にまでこだわり尽くしている点も特徴となっています。

アドベンチャーシリーズ

 アウトドアレジャーをライフスタイルとして楽しむ人たちに向けたニュースタイルギアとして、チューンアップトゥイーター、パワードサブウーファー、サテライトスピーカーをラインナップした「アドベンチャーシリーズ」は、アウトドアユースにピッタリの機能とルックスを兼ね備えたシリーズです。

 魅せることを意識した外観は、荷物の積み下ろしなどでも傷つきにくいストーン調塗装で、どんなクルマにもマッチするライトベージュカラーを採用。また外箱もあえてダンボール素材に線画の商品画像を組み合わせる仕様とし、ワクワクさせてくれるものに仕上がっています。

 トゥイーターとウーファーは従来品のカラー違いですが、サテライトスピーカーは新商品となっており、ラウンド形状の密閉式エンクロージャーを採用した高音質設計。スマートな本体形状とアタッチメントの採用によって、幅広い車種のピラー部や荷室、ユーティリティーナットへの取り付けを可能としたことで、ネオクラシックカーや商用モデルをベースとしたカスタマイズカーにもマッチしそうです。

■最新カーナビアプリも紹介

パイオニアグローバルシリーズ

 日本ではカロッツェリアブランドで知られるパイオニアのナビやスピーカー類ですが、海外ではパイオニアブランドで販売されており、そんなグローバルに展開するアイテムを日本へ導入したのが「パイオニアグローバルシリーズ」です。

 今回新たに追加されたAシリーズは、アメリカの「A」も表しており、主に北米市場へのユーザーに向けて開発されたもの。そのため、アメリカンピックアップに採用例の多い、16×24センチの楕円(だえん)型スピーカーをラインナップしているのも特徴のひとつです。

 サウンドの味付けもアメリカのユーザーの好みを反映したものとなっており、特に厚みのある低音再生を得意とし、全身で音圧を感じることも可能とのことなので、アメリカ車ユーザーやUSカスタムを楽しんでいるユーザーにはピッタリと言えそうです。

10月5日に発表されたばかりの新製品もずらり

ボックススピーカー「TS-X170」/「TS-X210」

 実は根強い人気を誇っているボックススピーカーに待望の新商品が登場。TS-X170はコンパクト設計で、リアトレーなどに設置しても後方視界を妨げることがないので、セダンタイプの旧車やハッチバック車のトノカバーへの設置などにピッタリです。

 一方のTS-X210はバスレフ式となっており、ユーティリティーナットなどを使用してラゲッジスペースへの設置も容易となっているため、趣味の相棒として使われることも多いワンボックス系のリアスピーカーとしても重宝しそうです。

 もちろんどちらも新商品ということもあってサウンド面でも進化しており、すでにボックススピーカーを装着しているユーザーの代替品としても期待できるアイテムとなっています。

90系ノア/ヴォクシー/ランディ専用スピーカー

 新型となり、ドアスピーカーの交換難易度が上がってしまった90系ノア/ヴォクシー/ランディ。それでもいい音でドライブを楽しみたいというユーザーに向けて、ダッシュボードに備わるスピーカーをアップデートすることができる専用スピーカーが登場します。

 スピーカー本体とトゥイーター部に適切に角度を付けることでフロントガラスへの反射を低減し、直接乗員に伝える音を増やしたことで、クリアで実態感のある音を実現。

 また音の回り込みを防ぎ、豊かな中低域再生と、よりクリアな高域再生が可能となる「フレア形状グリルフレーム」を採用し、ノア/ヴォクシーに最適な臨場感のあるサウンドも実現しています。

 さらに専用設計であるため、配線加工や特別な工具も必要なく、内張り剥がしとドライバーさえあれば、DIYで簡単に交換が可能。専用グリルにはヘアライン調のシルバーラインがプラスされていることで、スピーカーをアップデートしていることを静かに主張してくれるのもうれしいところです。

ナビアプリ「COCCHi(コッチ)」

 会場では、2023年9月21日に発表されたカーナビアプリ「COCCHi(コッチ)」も紹介。楽ナビやサイバーナビで培ったノウハウをパイオニアが惜しみなく投入した初のナビアプリとなります。

 機能を制限した無償プランであれば無料で使うことができますし、月額350円(税込み)の基本プランにすれば、サイバーナビのスーパールート探索に匹敵する複数ルート探索やVICS情報を用いた渋滞情報、車格別ルート、駐車場満空情報など、据え置きナビに匹敵する機能を利用できます。

 そしてApple CarPlayとAndroid Autoに対応(基本プランの場合)しているので、据え置きナビへの交換が難しい純正ディスプレーオーディオ車に乗っているユーザーもパイオニアのナビゲーションを楽しめるのも魅力的。現在は1カ月間無料で基本プランを使用できます。

 過去から現在まで、パイオニアのアイテムをチェックすることができる「楽ナビ25周年記念イベントは、2023年10月8日までの開催です。

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