2023年10月6日、ダイハツは10月28日から11月5日に東京ビッグサイトで行われる「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(以下JMS2023)」に出展する車両の内容を公開。このなかには、“次期型コペン”を想像させる新型「VISION COPEN(ビジョン コペン)」が含まれていますが、どのようなモデルなのでしょうか。
■次期型コペンか!? ダイハツ新型「ビジョン コペン」初公開
2023年10月6日、ダイハツは10月28日から11月5日に東京ビッグサイトで行われる「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(以下JMS2023)」に出展するブースの概要を公開しました。
軽商用バン「UNIFORM Cargo(ユニフォーム カーゴ)」や、「me:MO(ミーモ)」など様々な車両を世界初公開するとのことですが、なかでも、“次期型コペン”とも見える新型「VISION COPEN(以下ビジョン コペン)」は注目の1台といえます。
ダイハツ「コペン」は、2002年に登場した軽自動車規格のオープンカー。その愛らしいデザインや走りを楽しめるMTの設定などで人気を博したモデルです。
現在販売されるのは、大胆なイメージチャンジを果たし2014年に誕生した2代目で、通常モデルの“ローブ”の他に、初代モデルのイメージに近い“セロ”やSUVタイプの“エクスプレイ”といった様々なバリエーションが存在します。
また2019年にはTOYOTA GAZOO Racingより、さらなる走行性能の強化を行った「コペン GRスポーツ」も登場しています。
今回、そんなコペンの名称を冠した新型ビジョン コペンが公開されました。
新型ビジョン コペンについてダイハツは「コペンのDNAである風とともに走る喜びを進化させるオープンカー。研ぎ澄まされたデザインと運動性能で、オープンエアの走る喜び・楽しさを味わえます」と説明しています。
ボディサイズは、全長3835mm×全幅1695mm×全高1265mmと軽規格を優に超えるサイズ感で、現行コペン(全長3395mm×全幅1475mm×全高1280 mm)よりも遥かに大きく、どちらかというとマツダ「ロードスター(4代目)」をひと回り小さいくらいのサイズです。ホイールベースは2415mmに設定されています。
エクステリアは、初代コペンを彷彿させる愛らしい丸みを帯びたスタイルが特徴的。こちらも初代のイメージに近い、丸くかたどられた前後のライトが愛らしさを強調します。
また、ルーフは電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を継承ししているといいます。
インテリアは、先進的でシンプルなデザイン。クルマのサイズ感からすると少し大きめな、航空機の“スロットル”のような斬新なシフトレーバーが目を引きます。
パワートレインは、1.3リッターのガソリンエンジンだといいますが、燃料はエコなCN燃料の活用を見据えていると言います。組み合わされるトランシミッションについては言及されていませんが、“FRレイアウト”とされており、後輪駆動であることがわかります。
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新型ビジョン コペンについてSNSなどでは、早速「カワイイ!」「やっぱりこれ」「これは市販化して欲しい」など、好意的な意見が多数見られます。
市販化の可能性などについては不明ですが、JMS2023での実車のお披露目が楽しみです。