2023年10月10日、マツダは「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」の出展概要を発表しました。マツダブースでは、世界初公開となるコンセプトモデルを出展します。
■マツダの代表モデル「ロードスター」を中心とした展示に
マツダは2023年10月10日、10月28日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で一般公開される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」の出展概要を発表しました。
1954年の第1回開幕以来、これまで全46回にわたって開催されてきた自動車の見本市「東京モーターショー」が、装いも新たにジャパンモビリティショー2023(以下、JMS2023)に生まれ変わります。
会期は2023年10月26日から11月5日まで(一般公開は10月28日から)で、東京ビッグサイト(東京都江東区)を中心に開催されます。
JMS2023は自動車業界の枠を超えて、他産業やスタートアップ企業なども参画し、東京モーターショーを上回る400社以上が出展・参加する予定です。
そんなJMS2023の開催を目前に控え、マツダはJMS2023の出展概要を発表しました。
マツダの開催テーマは「『クルマが好き』が、つくる未来。」。
人々の中にある「クルマが好き」という気持ちに寄り添い続けるマツダが考える未来の提案として、「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」というマツダの企業理念を具現化した5つのテーマ展示を行う予定です。
さらに開催テーマを象徴するコンセプトモデルを世界初公開すると発表しました。
10月10日にはまず、コンセプトモデルのリア周りと思われる1枚の画像が先行発表されています。
丸いテールランプや照明で赤く浮き上がった「MAZDA」のロゴ、そして中央部には縦型のリアランプが照らされたものです。
また開催テーマの原点として、1989年の発売当時から世界中で多くのユーザーから支持される初代「ロードスター(日本名:ユーノスロードスター)」や、10月5日にマイナーチェンジを実施したばかりの4代目ロードスター最新モデルを展示します。
加えて、子どもが実際にコックピットに乗り込んでオープンカー走行を疑似体感できる2/3スケールのロードスターや、走る歓びを手動操作のみで味わうことができる福祉車両「ロードスターSeDV(Self-empowerment Driving Vehicle:セルフ・エンパワーメント・ドライビング・ビークル)」なども披露します。
このように会場では同社を代表するロードスターが展示のメインとなることから、世界初公開のコンセプトモデルも、近未来の次期型ロードスターを示唆するニューモデルの出展が期待されますが、詳細については不明です。
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このほかマツダブースでは、人気の子ども向け職業体感型施設「キッザニア」とのコラボレーション「Out of KidZania」に参画し、マツダのモノづくりへのこだわりを感じる職業体験として「砂型鋳造体験」(就学児向け)と「プレス工場の職人体験」(未就学児向け)の2種類を用意します。
マツダではキッザニアとのコラボについて、工場を再現した環境で未来の「クルマが好き」に繋がる子供たちにモノづくりの楽しさを体験してもらいたい、と説明しています。
なお日本自動車工業会が主催するモータースポーツ展示では、次世代バイオディーゼル燃料を使用する「MAZDA2 Bio Concept」を出品します。