メルセデス・ベンツ日本は2023年10月6日、10月25日から開催される「ジャパンモビリティショー」の出展概要を発表しました。日本初公開モデルを含めた5台が出展されます。
■新型「Gクラス EV」も登場! 日本初公開モデルは2台
メルセデス・ベンツ日本は2023年10月6日、10月25日(一般公開は28日)から11月5日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ジャパン モビリティ ショー2023」の出展概要を発表しました。
メルセデス・ベンツのブースでは、「Electrification, Digitalization, Sustainability」をテーマに、EVコンセプトモデルやF1マシンの技術を採用したプラグインハイブリッドのスポーツモデルをはじめとするラインアップ計5台を展示予定です。
このうち、今回日本初公開となる「コンセプトEQG」は、本格四輪駆動車「Gクラス」をベースにしたEVコンセプトモデルで、2021年9月5日にドイツで開催された「IAAモビリティ2021」で、今後のラインナップ電動化を示すとともに世界初公開されていました。
エクステリアは登場時から現在に至るまで踏襲されてきたGクラスのデザインを受け継いだ一方、ボディカラーは上部がブラック、下部がシルバーの特徴的なツートンカラーを採用。
側面中央に装備されているモールはイルミネーションを内蔵し、視覚的に目立つデザインとしています。
フロントグリルはメルセデス・ベンツのEV各モデルと共通するブラックパネルグリルを備え、中央部には3D効果のあるイルミネーションスターをアクセントとして用いました。
グリル周囲には、囲うように光るイルミネーションが配されたほか、Gクラスの特徴である丸いヘッドライトの周囲にもデイタイムランニングライトを装備し、先進感を表現しています。
リアは通常ではテールゲートに装備されているスペアタイヤカバーが廃止され、代わりに白いアクセントイルミネーションを装備する収納ボックスを装着しています。
フレームはGクラス同様に堅牢なラダーフレームとなっており、独立懸架サスペンションやリアのリジットアクスルなど、オフローダーとして妥協なく仕上げたといいます。
パワーユニットは4輪それぞれに個別制御可能なモーターを配し、副変速機を設けることでGのオフローダー要件を持たすと説明しています。
また、ミディアムセダン「Cクラス」をベースに、メルセデスのハイパフォーマンスモデルを手掛けるメルセデスAMG社による「C63 S E PERFORMANCE」も日本初公開となります。
このほか、フラッグシップセダン「Sクラス」のAMGモデル「S63 E PERFORMANCE」、フラッグシップEVセダン「EQS」の特別仕様車「EQS 450+ Edition1」、ミディアムサイズEV「EQE SUV」の特別仕様車「EQE 350 4MATIC SUV Launch Edition」も展示されます。