トヨタは2023年10月6日、新型SUV「クラウン スポーツ」を発表しました。販売店ではどのような反響が集まっているのでしょうか。
■新型「クラウン スポーツ」の登場に販売店での反響は?
トヨタは2023年10月6日、クラウンシリーズ第2弾となる新型SUV「クラウンスポーツ」のハイブリッド車(HEV)を発表しました。
販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
クラウンは1955年に初代モデルが登場。その後、67年にわたる年月を経て進化を遂げ、2022年7月15日に16代目が登場しました。
新型クラウンシリーズは、2022年9月に先駆けて発売された「クロスオーバー」のほか「スポーツ」「セダン」「エステート」の4モデルへと展開され、従来とは大きく異なる全く新しいスタイルへと生まれ変わりました。
なかでも新型クラウン スポーツは、俊敏でスポーティーな走りが楽しめる新しい形のスポーツSUVだといいます。
ボディサイズは全長4720mm×全幅1880mm×全高1565mm。
エクステリアでは、Dピラーからリヤタイヤにかけて大きく張り出したフェンダーが特徴的で、トヨタも「スポーツの1番の特徴」と主張。このフェンダーがダイナミックで低重心な印象を高めるとともに、外径の大きいタイヤが存在感を際立たせ、スタンスの良さにも寄与しているといいます。
ボディカラーには単色(モノトーン)6色、バイトーン(2トーンカラー)5色の全11色をラインナップ。
インテリアはクロスオーバーモデルと共通するものの、運転席側はドライブへの集中力を高めることを狙いにブラックを設定。助手席側には、くつろぎを重視して特別な素材と配色をあしらうなど、アシンメトリーなデザインにコーディネートしています。
パワートレインにはHEVモデルとPHEVの2タイプを用意し、いずれのモデルも駆動方式は4WD(E-Four・電気式4WDシステム)です。
新型クラウンスポーツの価格(消費税込)は590万円で、グレード展開は「SPORT Z」のみとなっています。
では、販売店ではどんな反響があるのでしょうか。
トヨタ販売店A店の営業スタッフは以下のように話します。
「新型アルファードが発表された当時ほどではないですが、お問い合わせは多数いただいていますね。
当店についてはまだ新型クラウン スポーツのご予約は承っております」
販売店B店の営業スタッフは以下のように話します。
「当店では10数台の枠があり、すでに残りわずかといったところですね。
来週までには枠自体が締め切られ、受注自体受付できない状態になってしまう可能性があるため、気になるようでしたらお早めにご連絡いただいたほうが良いかと思います」
販売店C店の営業スタッフは以下のように話します。
「当店では抽選という形をとっていて、来週いっぱいまで抽選受付をし、その後クルマの下取りなどの状況などで優先順位も考慮され、最終的な順番が決定されます。
すでに当店でも多数ご購入を考えている方はいらっしゃるので、抽選倍率が高いことが予想されます」
新型クラウン スポーツの状況は店舗によって大きく異なると言えるものの、かなり反響が大きいことがうかがえます。
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発売はHEV(ハイブリッド)モデルが2023年11月頃、PHEVモデル(プラグインハイブリッド)が12月頃を予定しています。
なお、PHEVモデルの価格やパワートレインの詳細は明かされておらず、12月の発売が近づくにつれて発表されるとみられます。