レクサスの米国法人が、大型SUV新型「TX」の新CMとともに価格も公開しました。1000万円を超えるモデルもありますが、SNSではどのような反応があったのでしょうか。
■レクサス新型「最大級SUV」の価格が公開
レクサスの米国法人は2023年9月27日、3列SUVの新型「TX」について、新CMを公開し、あわせて価格をウェブサイトに公開しました。これに対しSNSではどのような反響があったのでしょうか。
新型TXは、家族や友人らと快適に移動できる地域専用モデルとして開発された大型SUVです。2023年6月8日に米国で世界初公開されました。
大人2人がゆったりと座れるスペースを確保した3列目シートや、定員乗車時でも十分な容量を確保した荷室、優れた静粛性など、全ての乗員が快適に移動できる室内空間を徹底的に追求。
プラットフォームは、数多くのトヨタ車に採用されるGA-Kプラットフォームを採用し、レクサスならではの走り「Lexus Driving Signature」を新型TXでも実現しました。
ボディサイズは全長5160-5170mm×全幅1990mm×全高1780mm、ホイールベース2950mmで、フラッグシップSUV「LX」よりも大柄なレクサス最大のSUVとなります。乗車定員は、6人または7人です。
エクステリアは、レクサスの新デザイン言語「ユニファイド・スピンドル」を採用した、特徴的なフロントフェイスが目を引く斬新なデザイン。
インテリアは、直線基調としつつもドライバー側にやや傾けた12.3インチマルチインフォメーションディスプレイやヘッドアップディスプレイを装備し、運転に集中しやすい環境が作られています。
2列目シートは2人乗りキャプテンシートと、6:4分割の3人乗りベンチシートをグレード別で用意。各シートには7人の乗員が快適に移動できるよう様々な収納を設けており、車両全体では7つの充電用ポートと3つの電源コンセントを装備しています。
パワートレインは、最高275馬力の2.4リッター直列4気筒ターボガソリンエンジンを搭載するTX 350シリーズ、システム最高366馬力の2.4リッター直列4気筒ターボエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載するTX 500hシリーズ、新開発3.5リッターV型6気筒エンジン+モーターのプラグインハイブリッドシステムを搭載するTX 550hシリーズの3種類を用意。
トランスミッションは、2.4リッターターボガソリンエンジンが8速AT、2.4リッターターボハイブリッドが6速AT、3.5リッターPHEVがCVTです。
駆動方式はTX 350シリーズがFWDとAWD、TX 500hとTX 550hシリーズがDIRECT4 AWDです。
外装色はクラウドバーストグレー、ウインドチルパール、キャビア、マタドールレッドマイカ、ナイトフォールマイカ、インコグニート、セレスティアルシルバーメタリックの7色を展開。
価格は、TX 350シリーズが5万5050ドル(約822万円)から、TX 500hシリーズが6万9350ドル(約1035万円)からです。TX 550hシリーズは近日登場とされており、価格はまだ公開されていません。
SNSでは、「『かっこいいなぁ、乗りたいなぁ』と思う車って最近どれも高すぎて全然買えない」といった声とともに、「アメリカで売る車はもっと高くしていい。できる限り外貨を稼ごうぜ!!」といった意見もありました。
また、「かっこいいー」「なぜスピンドルグリルをやめたんだろ」といったデザインに関する投稿や、「これくらいのエンジンを国内向けのランクル250に搭載してくれるといいんだけどな」などの要望もありました。