2023年10月28日から開催される「ジャパンモビリティショー2023」でスズキは「スイフトコンセプト」を世界初公開します。「次期スイフト」という声が聞かれますが現行モデルとは何が違うのでしょうか。
■スズキが世界初公開する「スイフトコンセプト」ってどんなクルマ?
スズキは「スイフトコンセプト」というモデルを「ジャパンモビリティショー2023」で発表する予定で、大きな注目を集めています。
様々なコンセプトモデルを展示する中で、スイフトコンセプトの見た目はほぼ市販車のようなデザインとなり「次期スイフト?」という声も聞かれますが、現行モデルとはどのような違いがあるのでしょうか。
10月28日から11月5日に開催されるジャパンモビリティビッグサイトの出展概要を公開したスズキ。
四輪・二輪など様々なコンセプトを展示します。そのなかでも注目を集めているのがスイフトコンセプトですが、早くも販売店へ問い合わせが来ているようです。
初代スイフトは2000年に登場。その後2004年に2代目、2010年に3代目、2016年に4代目とモデルチェンジを行っています。
そうした中で今回ジャパンモビリティショー2023でお披露目されるスイフトコンセプトについて、スズキは「スイフトの新たな価値をご提案するコンセプトモデル」と説明。
さらに「デザインと走りだけではなく『クルマと日常を愉しめる』という新しい価値をご提供するモデルとしてご提案します」とも説明していました。
そんなスイフトコンセプトですが、現行モデルと比較すると、フロントマスクやサイドビューが異なっており、デザインは「走りを想起させるスタイリング」になっているとスズキは言います。
ヘッドライトはよりシャープな形状となり、フロントグリルのデザインも変更し、「Sエンブレム」の位置も変わりました。
その他、フロントバンパーやフォグ位置なども変わったことでひと目見て新しいスイフトといえるデザインです。
サイドではエッジが際立ったキャラクターラインが付与され、現行モデルよりも洗練された印象です。
リアに関しては、テールライトのデザインが変わり、部分的にブラックアウトすることで「コの字」の赤いライトを強調。テールゲートの間口も変わっており、現行モデルよりは幅が狭くなってるように見えます。
またリアバンパーもブラックアウトされることで、よりスポーティな印象を与えています。
ボディカラーに関しても現行モデルより濃い「フロンティアブルーパールメタリック」となり、スズキ「鮮やかさと深みを追求した次世代スズキを象徴するブルー」と説明。
が採用されている他、公開されている画像では2トーン仕様ということが分かります。
スペック面では、高効率エンジンを搭載することで走行性能や燃費性能の向上が図られることが明かされています。
さらに安全面では「ドライバーモニタリングシステム」、「デュアルセンサーブレーキサポート」、「アダプティブハイビームシステム」など先進安全技術も搭載されるようです。
内装は大幅に変わっています。現行モデルでは黒を基調とし、インパネ中央には上段にエアコン送風口、中段にナビ、下段にエアコン操作ダイヤルが設けられていました。
しかし、スイフトコンセプトではインパネ上段にダッシュボードからせり上がるカタチでディスプレイモニターが配置され、中段にエアコン送風口、下段にエアコン操作ボタンがあります。
ドアパネルは現行モデルでは黒い樹脂が基本でしたが、スイフトコンセプトでは白いエンボス加工が施されたものが採用されています。
さらにシート表皮も新たなものが採用されているように見えます。
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果たしてジャパンモビリティショー2023でお披露目されるスイフトコンセプトが5代目となる次期スイフトになるのか、今後に注目です。