マツダは2023年10月12日、軽ハイトワゴン「フレア」を改良し、10月下旬に発売すると発表しました。どのような点が改良されたのでしょうか。
■法規対応に伴う改良を実施 価格も見直し
マツダは2023年10月12日、「フレア」を改良し、10月下旬に発売すると発表しました。
法規対応に伴う仕様変更だといいます。
フレアは「ワゴンR」としてスズキから販売されている軽ハイトワゴンのOEM車で、当初は「AZワゴン」として販売されていましたが、通算5代目となる先代からフレアに名称が変更されています。
現行型は6代目で2017年に発売。基本的にはワゴンRと共通ですが、フレアではマイルドハイブリッド搭載モデルのみのラインナップとなっています。
2022年9月には、ワゴンRのマイナーチェンジに伴いフレアも内外装を刷新し、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロールや車線逸脱防止機能を追加。また、ワゴンRでは当初から設定されていたターボエンジン搭載グレードが新たに設定されました。
今回の改良では、全モデルのメーター内に「リアパーキングセンサー作動表示灯」を追加するなど、「後退時車両直後確認装置」の保安基準改正に伴う仕様変更を実施しています。同様の改良はワゴンRにおいても10月2日に実施されています。
また、原材料価格の高騰や仕様変更に伴い、車両本体価格が変更されており、全モデルで9万2400円値上げしています。
フレア改良モデルの価格(消費税込)は147万8400円から192万3900円です。