米国レクサスが、2ドアクーペ「RC」「RC F」の最新2024年モデルを発表しました。どのように進化したのでしょうか。
■新色を追加
米国レクサスは2023年10月11日、2ドアクーペ「RC」「RC F」の最新2024年モデルを発表しました。
RCは2013年の東京モーターショーで世界初公開されました。レクサスに共通するエレガントなデザインと走りの楽しさを追求した走行性能が特徴です。米国では2014年から販売されています。
米国内ではバリエーションを4タイプ展開。2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載する「RC 300」、260馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンを搭載する四輪駆動の「RC 300 AWD」、311馬力の同エンジンを搭載する「RC 350」と「RC 350 AWD」です。
これらRCの2024年モデルは、外装色に「クラウドバーストグレー」を追加。さらに各タイプのF SPORTモデルには、19インチのダークフィニッシュ・エンケイアルミホイールを設定します。
ハイパフォーマンスモデルのRC Fは、472馬力の5リッターV型8気筒エンジンを引き続き搭載。
2024年モデルは、Track Editionの外装色に「ウルトラホワイト」「クラウドバーストグレー」「キャビア」が追加されます。
Track Editionは、カーボンファイバー製のボンネットやルーフ、固定式リアウイングなどを装備した特別仕様モデルですが、2024年で提供が終わるといいます。
一方で、RC Fの重厚感をさらに高める「カーボンパッケージ」が用意されます。
カーボンファイバー製のルーフ、リアバンパー、リップ&エアダムフロントスポイラー、フィンロッカー、ドアロアモールディング、格納式ウイングリアスポイラー、マットブラックホイールなどを採用。
車内も、レザートリム・シートヒーター、ベンチレーション・フロントシート、ステアリング・ホイール・ヒーター(パワーチルト/テレスコピック・ステアリングコラム付)、などが装備されます。
また、2024年モデルのRCとRC Fは「Lexus Safety System+ 2.5」が標準装備されます。
価格は、RCが4万5920ドル(約680万円)から、RC Fが6万8295ドル(約1010万円)からです。
車両は、年内に販売店へ導入される予定です。