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トヨタが新型「ワゴンSUV」実車展示! 高級ブラウン内装が凄い! 後席は「めちゃ広すぎる!?」 23年度内発売の新「エステート」とは

くるまのニュース 2023年10月16日 11時50分

かつてトヨタが販売していた「クラウンエステート」という名が17年ぶりに復活を果たします。2023年10月上旬に開催されたイベントで初の実車展示が行われましたが、どのような質感だったのでしょうか。

■17年ぶりに復活! 「クラウンエステート」の実車はどんな感じ?

 2023年10月6日-8日に開催された「CROWN STYLE」というイベントにて、新型「クラウンエステート」が一般向けに初めて公開されました。
 
 このイベントでは、実際に乗り込むことができましたが、すでに実車が公開されていた「クラウンクロスオーバー」「クラウンスポーツ」「クラウンセダン」と比べて内装にはどのような特徴があるのでしょうか。

 2022年7月に16代目となった新生クラウンシリーズは、それまでのセダンのみから、様々なライフスタイルに合わせた4モデルが登場しました。

 2022年9月に発売された第1弾のセダンとSUVを融合させたクラウンクロスオーバー、2023年11月に発売された走りの魅力を持つSUVのクラウンスポーツ。

 同じく11月に発売されるトヨタ自ら正統派セダンと呼ぶクラウンセダン、そしてワゴンとSUVを融合させたラージSUVのクラウンエステートは2023年度内の発売を予定しています。

 今回のCROWN STYLEイベントで、4モデルが初めて揃って展示され、10月6日に正式発表されたクラウンスポーツ、歴代モデルの兼ね合いから注目度の高かったクラウンセダンなど、ユーザーの関心はそれぞれのモデルで高まっていました。

 その一方でこれまであまり情報が出ていなかったクラウンエステートはひと際高い関心が寄せられています。

 これまでクラウンエステートについては、2022年7月にデザインがお披露目され同時に「洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持ち、後席のフルフラットデッキと共に、機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめる、ワゴンとSUVの融合」ということが説明されていました。

 またスペックについてはHEV/PHEVを設定。ボディサイズは全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベース2850mmの5人乗りでボディカラーはモノトーン5色、バイトーン5色です。

 さらにCG動画にて内装が公開されており、インテリアカラーはブラック、ブラウン、ブルーの3色が設定されることが明らかにされていました。

 そうした中でCROWN STYLEで実車展示されたモデルは、ステージに置かれた1台がブルー調のボディカラー、乗り込み可能な1台がブラウンのボディカラーにブラウンの内装の組み合わせでした。

 2022年7月に公開されたクラウンエステートは黄色みが強いボディカラーでしたが、それよりは大人しい色合いとなっています。

■注目の「クラウンエステート」 そのインテリアはどうなっている?

 その一方で内装は事前にCGで公開されたブラウンよりも発色が良く、柔らかい印象を受けました。

 運転席に座ると、それまでのクロスオーバー、スポーツと同じようなダッシュボード、センターコンソールの造形ということもあり、大きく違う印象は受けません。

 ただしセダンだけは、センターコンソールに木目パネルが付与され、ドリンクホルダーに蓋も付いている点が異なります。

 そして後席について、開発担当者は「4モデルの後席はクロスオーバー、セダン、エステートは同じ広さで、スポーツのみは前席優先ということもあり、少し窮屈に感じると思います」と話しています。

新型「クラウンエステート」では、後席を倒すと広大なスペースが広がる

 一方で実際にそれぞれの後席に比べると、説明では「同じ」とあるもののエステートが1番広く感じれ、とくに頭上空間に関してはサンルーフが設定されていたこともあり、開放感がありました。

 また膝前空間については、前席を成人男性の位置に合わせても拳4つほどの余裕が確認できます。

 その他、セダンではセンターコンソールに空調などを操作するパネルが用意されているなど、クロスオーバー、セダン、エステートとは異なる部分です。

 またエステートの後席ドア部分にはシートヒータースイッチも備わっていることが確認できました。

 さらにエステートならではの特徴として後席を倒した際に隙間を埋める「拡張ボード」を使うことで、さらなる広大な空間が出現します。

 エステートの開発担当者は「クラウンエステートは『アクティブキャビン』をコンセプトにしています。特に後席を倒して拡張ボードを開けば、全長2m以上の空間が出現し、サーフボードなど長尺物を積むことや、その空間で車中泊を楽しむことができます」と説明していました。

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 このように同じクラウンシリーズでも4モデルには内装の個性が見られ、自分にあった世界観を選ぶことが出来るようです。

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