三菱ふそうトラック・バスは、ジャパンモビリティショー2023でブースを展開し、「eCanter」のダンプ仕様車やごみ収集車仕様のほか、米国の企業と共同実証中の充電ステーションを展示すると発表しました。新型「スーパーグレート」もお披露目する予定です。
■新型車両がめじろ押し! バッテリーの自動交換とは?
三菱ふそうトラック・バスは2023年10月13日、東京ビッグサイトで10月26日から11月5日(一般公開は10月28日から)に開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」にブース出展をすると発表しました。
同社のブースでは、ブランドスローガンである「Future Together」のもと、同社の顧客やステークホルダー、そして社会と「共に未来を創り上げる」という思いを、積み木で表現しており、カーボンニュートラル化をはじめとするサステナブルな社会の実現に貢献する製品やサービスを、実車や動画、パネルなどで紹介するとしています。
また、ePTO(electric Power Take Of:動力取り出し装置)を搭載することで架装バリエーションを拡大した、新型電気小型トラック「eCanter」のダンプ仕様車とごみ収集車仕様のモデルを展示するほか、米国のAmpleと共同実証中のバッテリー交換ステーションも展示する予定です。
これは、Ampleのモジュールを装着した「eCanter」が、Ampleのバッテリー交換ステーションに入庫すると、ロボットが自動でバッテリーを交換する仕組みで、共同実証では5分でのバッテリー交換完了を目標にしています。2023年冬に国内での試験車両の走行を実施するとのことで、同ブースではバッテリー交換モジュールを搭載した「eCanter」も展示するとのことです。
さらに、同社の大型トラック「スーパーグレート」の新型モデル(プロトタイプ)の世界初公開も予定されています。
そのほか、EVトラックの導入から運用までを包括的にサポートするソリューションプログラムである「FUSO eモビリティソリューションズ」のサービスの一環として、「eCanter」専用のリース商品「FUSOグリーンリース」、車両の管理やモニタリングに役立つテレマティクスサービス「Truckonnect」なども紹介するとのことです。