レクサスが、フラッグシップセダン「LS」を一部改良し、2023年10月16日に発売しました。SNSではどのような反響が集まったのでしょうか。
■フラッグシップセダン「LS」を一部改良
レクサスは2023年10月16日、一部改良した「LS」を発売しました。この最新LSに対し、SNSではどのような反響があったのでしょうか。
LSは、1989年のレクサスブランド設立当初から展開され、国産車の中でも最高峰のセダンとして位置付けられています。
現行モデルは2017年に登場。北米での発売からカウントすると5代目です。
日本的な高級感と日本車らしい品質の高さ、ハイブリッドシステムを採用。企業の役員車や官公庁の要人専用車両として採用されるケースもあります。
エンジンは3.5リッターV型6気筒ツインターボと、3.5リッターV型6気筒にモーターを組み合わせるハイブリッド仕様の2種類を用意。駆動方式はFRと4WDから選択可能です。
今回の一部改良では、フラッグシップモデルとしてのLSの進化を追求したといいます。
走りの面は、ラジエーターサポートブレースの追加することでボディ剛性を高め、ドライバーの操舵に対する応答性を向上させ、優れた操縦安定性を実現。
また、後輪転舵角を拡大したDynamic Rear Steering(DRS)をAWD車にも設定し、高い取り回し性と高速での安心感を確保しています。
先進の予防安全技術は、最新の「Lexus Safety System+」を搭載。
運転状況を先読みしてステアリング・ブレーキ操作をサポートするプロアクティブドライビングアシスト(PDA)や、交差点などで車両や歩行者との衝突回避を支援するプリクラッシュセーフティ(PCS)の性能を向上させています。
高度運転支援技術は、「Lexus Teammate」の機能であるAdvanced Drive(渋滞時支援)と、Advanced Park(リモート機能付)が採用されます。
このうちAdvanced Parkは、HEVモデルのLS500hに加えて、ガソリンモデルのLS500にも標準設定。新たに前向き駐車にも対応し、車内からの操作で前向き・バック出庫が可能となりました。
また、LS500hには、車外から専用アプリを介して操作することで、駐車や出庫ができるリモート機能も採用しています。
このほか、12.3インチフル液晶メーターの採用、前後方を記録するドライブレコーダーの標準設定、HEVモデルに非常時給電システム外部給電アタッチメント搭載なども行っています。
価格(消費税込)は、LS500が1094万円から1612万円、LS500hが1240万円から1799万円です。
SNSでは、「フラッグシップはV8エンジンを載せてほしい」「そろそろフルモデルチェンジしましょう!」など、現行モデルの登場からが5年以上が経過していることを踏まえ、全面刷新を期待する声が複数ありました。
また、「現行は大きいESにしか見えない」など、別のモデルを連想する人も。
さらに、「この値段出すならLXかLMにするかな」と、価格に躊躇する人もいました。