トヨタは、まもなく開催される「ジャパンモビリティショー2023」でコンセプトモデル「IMV0」を日本初公開すると発表しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■自由な発想でカスタムできる「斬新モデル」
トヨタは2023年10月18日、東京ビッグサイトで2023年10月28日から一般公開される「ジャパンモビリティショー2023(以下、JMS2023)」において、新型コンセプトモデル「IMV0(アイエムブイ ゼロ)」を日本初公開すると発表しました。
「やりたいことを一緒にかなえるモビリティ」とトヨタが紹介しているIMV0は、自由な拡張性を特徴とし、ピックアップトラックを基本構造としながら荷台部分を自由にカスタマイズできるマルチモデルです。
荷台の架装部はボルトとナットでデッキ部と締結可能なので、ビジネスからプライベートまでユーザーのアイデア次第の架装が可能となり、クルマを使用したあらゆる用途におけるモビリティライフをサポートします。
2022年12月にタイで開催された「タイトヨタ60周年式典」で初公開された同車は、その後も世界各国のモーターショーで様々なカスタム仕様が披露されており、警察や消防といった特殊業務から、フラワー販売仕様といったさまざまな仕事や、趣味としてのキャンピングカー仕様、走りを楽しむレース仕様など多様な用途に合わせた使用例が提案されています。
車名のIMVとは(Innovative International Multi-purpose Vehicle)の略で、「需要のある地域で生産し、ユーザーにより魅力的な商品を求めやすい価格で提供する、グローバルで効率的な生産・供給体制で展開されるモデル」を意味しており、経済的なモビリティ・ソリューションをニーズに合わせて提供できるように考え抜かれたモデルです。
IMV0のボディサイズは、全長5300mm×全幅1785mm×全高1740mmでホイールベースは3085mm。乗車定員は2人。
このIMV0について、豊田章男社長(当時)はタイトヨタ60周年式典で以下のように述べています。
「IMV0は、移動の自由や経済成長をサポートするクルマです。トヨタのクルマは、お客さまの生活シーンに寄り添ったものでありたいと考えています」
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JMS2023のトヨタブースでは、IMV0の拡張性を活かした様々なカスタムモデルが紹介されるとともに、ひと息つけるモビリティカフェやカプセルアイテムで盛り上がれるCAPSULE BARなど、「自由に遊べる」楽しい体験スポットも用意されるということです。