2023年10月9日、アルファは新型「ナイトウルフ」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■アルファ新型「ナイトウルフ」初公開
2023年10月9日、新興EVメーカーのアルファはピックアップトラックの新型「ナイトウルフ」を発表しました。
アルファは、米国のカリフォルニア州に本拠地を置くEV専業メーカーで、駆動用バッテリーの交換を可能とした特許システムを導入しています。
ラインナップは大別してセダン、クーペ、SUV、ピックアップとなっており、いずれもレトロなデザインを採用しているのが特徴です。
今回発表されたナイトウルフは、量産型ピックアップトラックの「ウルフ」をベースにしています。
ウルフは、ボディサイズが全長4828mm×全幅1900mm×全高1768mm。シングルモーターのRWD仕様とデュアルモーターの4WD仕様があり、一充電当たりの航続距離は250~275mile(400~440km)となっています。
今年上半期に実施された険しい地形を含めたテスト走行で、卓越したオフロード性と優れた多用途性が実証されました。
その個性をさらに高めたナイトウルフは、アルファが今後展開しようとしているパーソナライゼーションを取り入れたカスタマイズモデルと思っていいでしょう。自動車用品メーカーはもとより、アウトドア用品メーカーが協力しています。
荷台にはキャノピーと83リッターケース2個が装着され、利便性を高めています。その上には必要に応じてソーラーパネルを設置することが可能。航続距離を約15~20mile(24~32km)延長できるほか、キャンプ用品などのアクセサリーにも電気を供給することができます。
ルーフなどに装着されている照明システムも特殊なLED技術を採用した高機能仕様に変更されています。
ホイールは、あらゆるオフロード状況でも存在感を発揮できるようにゼロから設計されたもの。16、17、18、20インチが用意され、カラーはマットブラックをはじめ3色展開となっています。
ユーザーの冒険心を掻き立てるナイトウルフの価格は未定ですが、ベースとなるウルフの価格は3万6000ドル(約540万円)~となっています。