日産は、2023年10月28日から一般公開される「ジャパンモビリティショー2023」に出展予定の新型コンセプトカーを、一足先に新宿の街中で確認できると発表しました。一体どのようなかたちで、これらの新型モデルを見ることが出来るのでしょうか。
■一足先に期待の「新型モデル」を目撃できる!
日産は、東京ビッグサイトで2023年10月28日から一般公開される「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」に複数台の新型コンセプトカーを出展することをすでに公表していますが、それらの姿をイベントより一足先に新宿の街中で確認できると2023年10月19日に発表しました。
一体どのようなかたちで、これらの新型モデルを見ることが出来るのでしょうか。
今回日産は新しい試みとして、新宿の街頭にある大型ビジョン「クロス新宿ビジョン」にて、これまで発表したコンセプトカーシリーズについての巨大3D映像の放映を開始しました。
クロス新宿ビジョンは、新宿区のアルタビジョン並びに存在し、新宿駅東口前広場から裸眼でも3D映像が見られることが特徴の最新の大型新鋭ビジョンです。
2020年7月に放映が開始され、現在では「新宿の3Dビジョン」として海外観光客にも人気の日本のランドマークのひとつとなっています。
日産はこの場所で、10月19日から新型コンセプトカー4台の放映を開始。それぞれの車両が立体感のある3D映像で現実世界に飛び出し、ダイナミックに疾走する様子を裸眼でも自由に楽しむことが可能です。
放映されるこれまで日産の発表した新型コンセプトカーは、大型ミニバンの「ハイパーツアラー」、コンパクトSUVの「ハイパーパンク」、クーペSUVの「ハイパーアーバン」、本格SUVの「ハイパーアドベンチャー」の4モデル。
中でもハイパーツアラーはそのコンセプトに「プレミアムミニバン」を謳っており、高級感のあるスタイリングや広々とした室内空間、そしてボディサイズや全体的なフォルムからも次期型「エルグランド」を彷彿とさせることから、JMS2023の注目車種のひとつと予想されている期待のモデルです。
エクステリアは、日本の伝統美を表現したシンプルかつ大胆な面構成のボディパネルと未来的でシャープなキャラクターラインで造形され、インテリアはフルフラットのフロアで広々とした室内空間を確保。
これらすべてが日産の最高級ミニバンとしての地位を担い続けてきたエルグランドを示唆させる要素であり、また現行型のエルグランド(3代目)は2010年の登場からすでに13年が経過していることからも、新型モデルへの刷新に期待の眼差しを向けられているのです。
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今回発表されたクロス新宿ビジョンでの放映は、7時から25時にかけて行われ、1時間あたり8回放映される予定です。
2023年10月28日から一般公開されるJMS2023が待ちきれず、一足先に新型コンセプトカーの姿を目撃したいという方も多いと考えられることから、今回の放映は日産好きのみならずクルマ好きにとっても必見の内容と言えるのではないでしょうか。