2023年10月3日、スズキは「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に“次期型スイフト”と言うべき新型「スイフト コンセプト」を出展します。完成度の高いコンセプトカーなだけに、ほぼそのままの姿で市販されることが期待されますが、既存のスイフトオーナーはどのように感じるのでしょうか。
■新型「スイフト コンセプト」、スイフト乗りはどう思う?
2023年10月3日、スズキは「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展するブースの概要を公開。コンセプトカーなど様々な車両を公開するようですが、この中でも“次期型スイフト”というべき「スイフト コンセプト」は注目の一台です。
完成度の高いコンセプトカーなだけに、ほぼそのままの姿で市販されることが期待されますが、既存のスイフトオーナーはどのように感じるのでしょうか。
国内における「スイフト」の初代モデルは、2000年に軽自動車用プラットフォームを流用したコンパクトクロスオーバーとして誕生。
また、2003年からは派生モデルの「スイフトスポーツ」も登場。楽しさを追求したコンパクトスポーツカーで、安価ながら本格的な走行を楽しめるクルマとして高い人気を集めています。
その後、2004年には世界各地での投入を前提に小型車用プラットフォームを新開発し、2代目へフルモデルチェンジ。新しい“コンパクトカー”として、イメージを一新し、世界に売り出されました。
現行モデルは2016年にデビューした4代目で、スズキの主力車種の一つとして、多くのユーザーに愛されています。
今回登場するスイフト コンセプトは、「Drive&Feel」という言葉を胸に開発を続けてきた「スイフト」の新しい価値を提案するモデルです。
衝突被害軽減ブレーキ「DSBSII」や「AHS」「DMS」などの先進安全技術を搭載したほか、高効率エンジンを採用し走行性能と燃費性能の向上を両立させたといいます。
今回の新型スイフト コンセプトはあくまで参考出品車。しかし、スズキはこのようなコンセプトカーの姿そのままの量産車を発表した過去があるため、今回のスイフトコンセプトはほとんど「次世代スイフト」ではないかと噂されています。
例えば、2019年の「東京モーターショー」に出展した「ハスラーコンセプト」。こちらはその数か月後の2020年1月に新型「ハスラー」として、ほぼそのままの姿で登場しています。
今回のコンセプトカーも2024年には“5代目スイフト”として、市場に並ぶかもしれません。
そんな今回の新型スイフト コンセプトについて、各種SNSでスイフト所有者の反応を探ってみました。
見てみると「やっと次期スイフト来たか」「形が変わらんのがありがたい」「これはこれでいい」など肯定的な意見が多くありました。現行モデルを踏襲した外観のデザインには、かなり好評のようです。
中には「乗り換えるかも」「非常に気になる」などと、購買意欲を煽られている人も。また「思ったより保守的」という感想をつぶやく人もいました。