レクサス新型「LM」の登場に合わせ、モデリスタブランドからカスタムパーツが発表されました。どのような特徴があるのでしょうか。
■レクサス新型「LM」の品格を際立たせるカスタムパーツ！
トヨタ・レクサス車のカスタムパーツなどの開発をおこなうトヨタカスタマイジング＆ディベロップメントは、2023年10月19日に日本国内で正式発表されたレクサス新型「LM」のモデリスタパーツを発売しました。
LMの車名は「ラグジュアリームーバー」を意味し、初代LMはアジア各国の市場をメインとして2020年に誕生。
2023年4月には中国の上海モーターショーで、2代目となる新型LMが世界初公開されました。
この全面刷新した新型LMは、レクサス初の周波数感応バルブ付きAVSやリアコンフォートモードを搭載するなど、乗り心地と静粛性をさらに向上。
エクステリアデザインは次世代レクサスデザインの「スピンドルボディ」をさらに進化させたもので、押し出しの強いスピンドル形状のグリルに外板色を採用することでボディと一体でシームレスに表現したほか、周辺部品との境界の段差を減らすことで、空力性能や冷却性能、安定性にも寄与しています。
また、乗員スペースを最大限に確保した開放的なキャビンと、走りの良さを想起させる前後タイヤを強調した造形を融合させており、躍動感でありながらも上品なLM独自の個性的なフォルムを実現しました。
今回、モデリスタから新型LMに設定されたカスタムパーツは、「Dignified×Distinctive（デグニファイド×ディスティンクティヴ）」がコンセプト。高級感を特徴とするベース車と共鳴する「堂々とした威厳のある様」と「特性を放つ唯一無二のスタイル」をデザインで表現したといいます。
用意されたカスタムパーツには「モデリスタ アドバンストラグジュアリーパッケージ」と「モデリスタ シグネチャークロームセレクション」の2種類のセットオプションも用意され、モデリスタ アドバンストラグジュアリーパッケージは、新型LMの品性をより高めるべく複雑な立体造形を織り込むとともに、車高のダウン量を控えることで実用性も兼ね備えたスタイルです。
一方、モデリスタ シグネチャークロームセレクションは新型LMの美意識を引き立てるため、水平基調を強調し威風堂々としたフロントフェイスやワイドでシャープな印象をより際立たせたもので、車両全体を品格ある世界観でコーディネートしています。
さらに今回、モデリスタは新しい試みとして日本の伝統を守り伝える匠の業と挑戦心が生み出す画期的な「UV硬化漆」を使用した「パーティション漆パネル」を内装に新設定。
これは会津若松の伝統工芸により生み出される漆顔料・金粉を使用したパーティションパネルで、紫外線照射によって硬化する「UV硬化漆」の高い耐久性と漆特有の美しさに竹林と蛍のデザインを組み合わせた、蒔絵職人が手作業で生み出す唯一無二の一品です。新型LMの前後シートを仕切るパネルに、時代を超えた雅やかな室内空間を演出することに成功しています。
そのほかにも、乗り心地を重視しベース車と同サイズとしたポリッシュ仕上げの大径19インチ鍛造アルミホイールも用意してあり、奥深い質感表現と煌びやかな印象をによって車両の足元をダイナミックに彩ることが可能なラインナップを完成させました。
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今回発表されたモデリスタパーツの価格（消費税込）は、モデリスタ アドバンストラグジュアリーパッケージ（3点セット）が54万5600円（塗装済みは58万9600円）、モデリスタ シグネチャークロームセレクション（3点セット）が18万400円、パーティション漆パネルは46万2000円で、19インチ鍛造アルミホイールセット（1台分、セキュリティロックナット付）が 85万4700円です。