2023年10月18日、日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は、米国でミドルサイズSUV「QX50」の新たな2024年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■日産の新型「高級スポーティSUV」発表
2023年10月18日、日産が海外で展開する高級ブランド「インフィニティ」は、米国でミドルサイズSUV「QX50」の新たな2024年モデルを発表、発売しました。
QX50は、2007年に「EX」としてデビューし、その後2014年に新ネーミング戦略のもと現在の名称に変更されたミドルサイズのプレミアムSUVです。
日本市場では日産ブランドから「スカイラインクロスオーバー」の車名でデビュー。2009年から約7年間販売されていました。現行モデルは、2017年に世界初の量産型可変圧縮比エンジン「VCターボ」を搭載し登場した第2世代にあたりますが、日本へは未導入です。
躍動感のあるボディのサイズは、全長4691mm×全幅1902mm×全高1676mm、ホイールベースは2799mm。排気量は2リッターのターボ付きで、最高出力268HP/5600rpm、最大トルク280lb-ft/1600-4800rpmを発生します。駆動方式は2WD(FF)と4WD。グレードはPURE、LUXE、SPORT、SENSORY、AUTOGRAPHの5タイプを設定しています。
ボディカラーは2023年モデルの8色展開から、ミネラルブラックがなくなって7色展開になりました。その他、デザインや装備内容は2023年モデルから大きく変っていません。
一方、価格は500~550ドル(約7万5000~8万2500円)引き上げられました。
例えばエントリーグレード(PUREの2WD)は従来の4万300ドルから4万850ドル(約612万円)に、最上級グレード(AUTOGRAPHの4WD)は従来の5万7350ドルから5万7900ドル(約868万円)になりました。