ステランティスジャパンは、プジョーのコンパクトSUV「2008」をマイナーチェンジし、2023年10月24日より発売を開始します。
■3本の「爪あと」がカッコいい! プジョー「2008」がマイチェン
ステランティスジャパンは2023年10月24日、プジョー「2008」をマイナーチェンジしました。
エクステリアデザインを刷新するなどの改良が実施されます。
2008は、プジョーのコンパクトSUVです。
コンパクトカーの「208」をベースに開発され、初代は2013年3月に世界初公開。国内には2014年2月より導入が開始され、人気を集めました。
現行モデルは2代目で、2020年9月に国内デビュー。水平基調で力強さを増した外観デザインを採用し、最新のADAS(先進運転支援機能)を搭載したほか、立体的なインパネデザイン「3D i-Cockpit」を採用するなど、全面的な刷新が図られています。
また同時に電気自動車版の「e-2008」も設定された点も大きな特徴です。
今回、登場からおよそ3年ぶり実施されたマイナーチェンジでは、外観デザインの大幅な刷新が行われました。
フロントグリルは、車体をより立体的に見せる形状に変更し、プジョーブランドの新たなエンブレムを装着しています。
またプジョーを象徴するライオンのかぎ爪をイメージした3本のデイタイムライトを採用したほか、前後ランプの造形なども刷新されました。
さらに新デザインのアルミホイールや、シャークフィンアンテナも採用するなどし、全体的にイメージを一新しています。
内装は、新たなステッチデザインを随所に施したシックでモダンな空間に刷新。
全席にアルカンターラとテップレザーを組み合わせたシートを装備し、フロントにはシートヒーターおよび運転席パワーシートを標準装備しています。
このほか、10インチの大型タッチスクリーン「PEUGEOT i-Connect」や、高解像度のパークアシストカメラ、15Wのワイヤレススマートフォンチャージャーを装備しました。
ボディサイズは、全長4305mm×全幅1770mm×全高1580mm、ホイールベース2610mm。
パワートレインは、1.2リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンと、1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンの2タイプ。ともに8速ATと組み合わされ、駆動方式はFF(前輪駆動)です。
新型2008の販売価格(消費税込み)は、419万8000円から445万4000円です。
ボディカラーは新たに、マット感のある「セレニアム グレー」と、ボディサイドのシャープなキャラクターラインを引き立てる「オケナイト ホワイト」の2色を追加し、「エリクサー レッド」「ヴァーティゴ ブルー」「ぺルラ ネラ ブラック」と合わせ計5色の展開としました。
なお今回のマイナーチェンジ発表に、e-2008の改良の情報は含まれていません。