第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が2023年10月25日から11月5日まで開催されています。そこでホンダは新型「プレリュードコンセプト」を世界初公開しました。現場ではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
■プレリュードの名が22年ぶりに復活し世界初公開! 現場の反響は?
10月25日から11月5日まで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」にて、ホンダは「プレリュードコンセプト」を世界初公開しました。
ユーザーからはどのような反響があったのでしょうか。
ホンダは同イベントにて、自動車やバイクはもちろん、飛行機などの同社が提供するさまざまなモビリティとその関連技術や、コンセプトモデルを数多く出展しています。
なかでも、発表前から大きな注目を集めていたのが「Honda Specialty Sports Concept(スペシャリティ スポーツ コンセプト)」として展示予定となっていたモデルです。
ホンダは2022年4月に「スペシャリティ」と「フラッグシップ」という2つの電動スポーツカーの投入を予定していると発表しました。
今回明かされたモデルは、「スペシャリティ」と言われていたモデルで、当日は同社の三部敏宏社長から「プレリュード コンセプト」という車名が明かされました。
ホンダブースのスタッフは「運転の楽しさをお客様に体感してもらうというホンダのコンセプトを継続するべくモデルです」と話しています。
、プレリュードの登場は、同社がEV化などの方向に進むなかでも、ドライバーの走る喜びを大切にし続けているという決意表明とも言えます。
また、三部敏宏社長は、当モデルについて次のようにコメントしています。
「ホンダはいつの時代もスポーティなクルマづくりにこだわってきました。
このモデルは本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなります。
プレリュード・コンセプトはどこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれる『スペシャリティスポーツモデル』です」
初代プレリュードは、1978年にデビューしました。キリッとしたスタイリッシュなボディラインを誇る2ドアクーペとして登場し、走りを楽しめるスポーツモデルとして高い人気を誇るモデルとなりました。
2001年には5代目となった最終モデルの販売が終了しましたが、今回のコンセプトモデルの登場により、プレリュードの名前が22年ぶりに復活することとなります。
そんなプレリュードコンセプトに対して現場では、どのような反響が寄せられているのでしょうか。
ホンダブースのスタッフは、次のように話します。
「全体としてはポジティブな反響をいただいているという印象です。
内装などは公開しておりませんが、見せられるポイントは限られているなか、クーペライクなシルエットとボディサイズが良いと評判です。
また、ハッチバックスタイルのクーペが減っているということもあり、そのスタイルが継続されて嬉しいという声もありました。
さらに、さまざまなスポーツカーがあるなかで、ボディサイズが小さいという点が『街乗りとしても需要がありそう』というお声もいただきました」
全体的にポジティブな反響を呼んでいるプレリュード・コンセプトですが、SNSなどでもプレリュード復活はアツい!」などの称賛の声が寄せられています。
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ホンダは、2022年4月の四輪電動ビジネス説明会にて、「スペシャリティ」と「フラッグシップ」の2モデルについて、2020年代半ばの発売を目指して開発を進めていると発表していました。