カヤバは「ジャパンモビリティショー2023」で、同社の油圧技術を通じて未来のモビリティ社会をより良くすることを目指し、「カヤバのアソビバ」と題したブースを出展しています。
■ 楽しみながら「油圧」のことが学べる体験型ブース
自動車のショックアブソーバーおよび油圧ショベルに代表される建設機械用の油圧機器等を製造するカヤバは、「ジャパンモビリティショー2023」で、同社の油圧技術を通じて未来のモビリティ社会をより良くすることを目指し、「カヤバのアソビバ」と題したブースを出展しています。
カヤバブースでは、フルアクティブサスペンションを搭載したキャンピングカーで、“究極の乗り心地”のデモンストレーションを行っています。
ショックアブソーバーは本来、路面からの衝撃があって作動するものですが、展示されているキャンピングカー「ハイマー」に搭載されたフルアクティブサスペンションは、車体側に取り付けられた加速度センサーが路面状況を調べ、事前に段差などを検知した際には電動ポンプから送られたパワーによりショックアブソーバーが自動で減衰するそうです。
現在のところ正式な製品化予定はないそうですが、このフルアクティブサスペンションは、トラックなど商用車のほかミニバンなどにも展開可能な技術としており、未来のモビリティの快適性につながる技術として出展したとのことです。
このほかカヤバブースでは、天然由来のベースオイルを採用しカーボンニュートラルへ貢献する作動油「サステナルブ」や、それを実際に投入して参戦したレーシングマシン用のショックアブソーバーなどを展示。
さらに、ショックアブソーバーの組み立て体験をするワークショップを実施しているほか、油圧をテーマにしたショックアブソーバーの学習アプリや、「注射器ショベル」、車いすでのショックアブソーバー体感など、楽しみながら「油圧」のことが学べる体験型のブースとなっています。
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「ジャパンモビリティショー2023」は、2023年10月26日〜11月5日(一般公開は10月28日から)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催。カヤバブースの場所は、西展示棟西4ホールです。