ダイハツ千葉は2023年10月26日、軽自動車「ミラトコット」が同年12月末に生産終了すると公式X(旧ツイッター)で発表しました。この投稿に対しSNSでは惜しむ声が多く上がっています。
■ダイハツ「ミラトコット」が生産終了か!?
ダイハツ千葉は2023年10月26日、軽自動車「ミラトコット」が同年12月末に生産終了すると公式X(旧ツイッター)で発表しました。
発売から約5年と、近年では比較的早めとなるモデル終了に対し、SNSなどでは悲しみとともに惜しむ声が多く上がっています。
ミラトコットは2018年6月に発売された5ドア軽ハッチバック(軽セダン)で、若年女性やエントリー層をメインユーザーに想定し開発されたモデルです。
ダイハツのベーシック軽自動車「ミラ」シリーズのうち、カジュアルなモデルに位置しており、直線と丸を用いたシンプルなデザインや柔らかいイメージを与えるパステルカラーを内外装に採用しています。
近年の若年女性の感性に寄り添ったニーズに応えるべく、ターゲットに近い女性社員で構成されたプロジェクトチームが企画から開発まで参画し、ユーザー視点でのコンセプトや装備アイテムなど様々なアイデアが盛り込まれたことがデビュー当時は大きく話題となりました。
また、TVCMでは俳優の吉岡里帆さんが「大人になったちびまる子ちゃん」を演じたことでも注目を集めており、水平基調で見切りの良いボディでデザイン性と運転のしやすさを両立したことからも、運転初心者をはじめ女性層・高齢層など幅広いユーザーから支持されていたといいます。
一方で、登場から5年が経過しており、次期型の登場が求める時期に差し掛かるなか、ダイハツ千葉は2023年10月26日、公式Xで下記のコメントを投稿し、生産終了を明らかにしました。
「トコットが12月末に生産終了となります。レトロ&シンプルで無機質ながらも温かみのある、そんな車でした」「現在お乗りの方はこれからも大切にお乗りいただけますと幸いです」
これに対しSNSでは、「えっ!ミラトコット販売終了なんですか!?」「良い車なのに残念すぎる」「トコット無くなるんだ…ショック」といった悲しみの声が多く投稿されており、また「スポーツモデルの登場をずっと待っていました…」「後継車は出ないの?」など、スポーティな仕様を待ち望んでいた人や、後継モデルの有無について心配するコメントも見られます。
さらに「トコットめっちゃ可愛いよね」「トコットのデザインは東ドイツ感があって良いんだよ~。余計な飾りを省いたシンプルな感じ」のように同車のデザインの良さについて想いを馳せている様子や、「自分だけの一台に仕上げた愛車トコット。大切に乗り続けます!」と、実際に愛車として乗っており、ずっと大切に乗り続けると熱い想を投稿するオーナーの姿もありました。
※ ※ ※
ミラトコットの生産終了について、メーカーであるダイハツからは2023年10月27日現在、公式サイトなどでも言及されておらず、次期型の登場についても明らかになっていません。
一方で、ミラトコットの購入を検討しているのであれば、今からでも好みの仕様での購入が可能なのかなど、早めにダイハツディーラーにて相談してみた方が良いかもしれません。