2023年10月31日、KUHL JAPAN(クールジャパン)は、同年11月4日に行われるレッツゴー4WDフェス2023にて、新ブランドの「VRARVA」シリーズの第2弾となるコンプリートカー「ORCUS」の実車を初披露すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■ド迫力な新型「SUVミニバン」まもなく初公開へ
2023年10月31日、様々な国産車のカスタマイズパーツを展開しているKUHL JAPAN(クールジャパン)は、同年11月4日にふじてんスノーリゾートで行われるレッツゴー4WDフェス2023にて、新ブランドの「VRARVA(以下ブラーバ)」シリーズの第2弾となるコンプリートカー「ORCUS(以下オーカス)」の実車を初披露すると発表しました。
ブラーバは、「近未来クロスオーバーカー」をテーマとしたコンプリートカーシリーズ。同シリーズのクルマは、装甲車のようなミリタリーな世界観を持ち、「金属」「鋼」「戦闘機」「スピード」などのテイストも盛り込んだ、メカニカルで近未来なイメージを持ちます。
シリーズ第1弾の「MARS(マーズ)」は、トヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」をベースに、ウィンドウやルーフ、ライト類を除いたすべてにボディキットを装着。標準のRAV4とは大きくかけ離れたデザインへとイメージチェンジを果たし、まさに“装甲車”といった姿となっています。
今回実車の初公開が11月4日に迫っていることが発表されたのは、シリーズ第2弾となるオーカス。2023年6月14日に初公開・予約受付が開始されたモデルで、三菱のSUVミニバン「デリカD:5」をベースとし、マーズと同様、”近未来の装甲車”のようなクロスオーバーワゴンへと変貌を遂げています。
フロントマスクはライト類のみ純正を使用し、残りのパネルは全て交換。左右とセンター部分を大きく上部へと膨らませ、かなり立体感を出したボンネットや、「VRARVA」文字ロゴを配置し上部が突き出した逆スラントグリル、さらに純正バンパーよりも短くオフロード走行で重要なアプローチアングルを確保するフロントバンパーなどを装備することで、近未来を意識させるフロントフェイスとしました。
サイドは、ボンネットやフロントバンパーからつながるオーバーフェンダーが、フロントドアやスライドドアまで大きく被さるとともに、片側30mmのワイドボディ化が行われ、迫力を増加。
フェンダーにも凹凸を施しスクエアなデザインとすることで、軍用車を連想させるデザインとなっています。
リアもテールレンズ・リフレクター以外は全て変更。角張ったリアバンパー下部にはシリーズに共通するジェット戦闘機をイメージさせる大開口ダクト風デザインを採用し、「VRARVA」らしい異彩を放ちます。
オーカスについてはすでに予約販売がスタートしており、新車コンプリートカーの価格は599万円(税込・「M」グレードのディーゼル4WD車)となっています。
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まもなく実車初公開となるオーカス以外にもクールジャパンは、「デリカD:5」の5インチリフトアップ仕様車も展示します。いち早くこれらのクルマを見てみたいという方は、11月4日にレッツゴー4WDフェス2023を訪ねてみてはいかがでしょうか。