2023年10月31日、KUHL JAPAN(クールジャパン)は、同年12月8日から4日間にわたって開催される「大阪モビリティショー2023」で、新ブランド「VRARVA」の第3弾となるコンプリートカー「IO(イオ)」を初披露する予定だと明かしました。どのようなモデルなのでしょうか。
■ド迫力な新型「軽SUV」まもなく初公開へ
2023年10月31日、様々な国産車のカスタマイズパーツを展開しているKUHL JAPAN(クールジャパン)は、同年12月8日から4日間にわたってインテックス大阪で開催される「大阪モビリティショー2023」で、新ブランド「VRARVA(ブラーバ)」の第3弾となるコンプリートカー「IO(イオ)」を初披露する予定だと明かしました。
ブラーバは、クールジャパンが展開する「近未来クロスオーバーカー」をテーマとしたコンプリートカーシリーズです。同ブランドのクルマは、ベースとなる車両を装甲車のようなミリタリーな世界観を持ち、「金属」「鋼」「戦闘機」「スピード」などのテイストも盛り込んだ、メカニカルで近未来なクルマへと変貌させています。
シリーズ第1弾の「マーズ」は、トヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」をベースに、ウィンドウやルーフ、ライト類を除きすべてボディキットを装着。標準のRAV4とは大きく離れたデザインへとイメージチェンジを果たし、まさに“装甲車”のようなエクステリアに変化しています。
2023年6月14日に公開された第2弾「オーカス」も、三菱のSUVミニバン「デリカD:5」をベースに、近未来をイメージしたクロスオーバーワゴンへ変化しています。
今回実車が初披露されることが明かされたのは、第3弾の新型イオです。軽クロスオーバーSUV「ハスラー」がベースとなっています。
イオは、マーズやオーカスといったこれまでのブラーバブランドのコンセプトを若干変更しています。これまでのモデルが原型をとどめないほど大胆にイメージチェンジしたのに対し、新型イオはノーマルボディを生かした“程よいカスタム”の世界観に収まっています。
とはいえ、ボンネットやフロントグリル、フロントバンパーなど、フロントマスクはすべて変更。また、フロントフェンダー・リアフェンダーを取り付けて軽自動車の規格内でワイド化し、迫力を大幅に増加させています。
さらに、この前後フェンダーからつながるようにデザインされたサイドステップカバーも装着。「VRARVA」ロゴ入りのドアパネルがブラーバらしいインパクトを演出し、ボディサイドに立体感を持たせています。
リア回りは、「VRARVA」ロゴ入りのリアゲートガーニッシュを装着し、立体感を演出。リアバンパー下部のナンバー横に、迫力あるリアバンパープロテクターも装備しています。
クールジャパンは、価格について、コンプリートカーで249万円(税別)を予定としていると明かしています。
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まもなく実車初公開となる新型イオ以外にもクールジャパンは、前述のオーカスや60系「プリウス」のカスタム仕様も大阪モビリティショー2023で展示するようです。いち早くこれらのクルマを見てみたいという人は訪ねて見るしかないでしょう。