2023年10月31日、トヨタは、ラスベガスで開催されるカスタムカーショー「SEMA2023」に展示する車両の情報を一挙公開しました。この中には、日本で販売されない大型SUV「セコイア」の2024年モデルも含まれています。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■日本では見ない「巨大SUV」に注目!
2023年10月31日、トヨタは、ラスベガスで開催されるカスタムカーショー「SEMA2023」に出展する車両についての情報を公開しました。
この中には、8月30日に発表していた大型SUV「セコイア」の2024年モデルも含まれているようです。
セコイアは、主に北米市場で展開されているフルサイズSUV。初代が2000年に登場し、現行モデルは2022年に発売された3代目となります。
車名の“セコイア”は、アメリカに自生している世界一の高さを誇る巨木の名称で、トヨタ最大のSUVである同車に相応しい名として採用されました。
セコイア2024年モデルのボディサイズは、全長5286mm×全幅2022mm×全高1885-1974mm、ホイールベースは3099mm。日本のトヨタのラインナップには存在しない大柄なボディが特徴的です。
この3代目では、プラットフォームが一新。サスペンションなども改良を受け、けん引性能とハンドリング性能、乗り心地が向上しています。
エクステリアは米国トヨタの大型モデルに共通する巨大なハニカムグリルやくさび形のヘッドライト、大きく張り出した前後フェンダーが強靭でパワフルな印象。さらに上級グレードではグリルやドアミラーカバー、サイドモールなどにメッキ加飾が追加され、より存在感を高めます。
パワートレインは、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンにモーターを組み合わせるハイブリッド「i-FORCE MAX」を搭載し、システム最大出力は437馬力・最大トルクは583lb ftを発揮。
これに10速ATのトランスミッション組み合わされ、駆動方式はFR(後輪駆動)とパートタイム4WDを用意しています。
今回、SEMA2023で展示されるセコイアは、上級仕様の「プラチナム」グレードで、これにトヨタのワイヤレストレーラーカメラシステムを装備。ライブビデオフィードの可視性を大幅に向上させる画期的なデモンストレーションモデルとなります。
また、このセコイアのプラチナムグレードは上級グレードに相応しく、オールテレーンタイヤや専用ショックアブソーバー、デフロックなどを装備し悪路走破性を向上させる「TRDオフロードパッケージ」を選択することも可能です。
セコイア2024年モデルの価格は6万875ドル(約921万円)から8万865ドル(約1223万円)です。
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SEMA2023は、11月3日まで開催。トヨタはセコイア以外にも古いランドクルーザーをカスタムした「FJレトロクルーザー」や「FJブルーザー」など、インパクトのあるクルマを数多く展示する予定で、全米のみならず世界中から注目が集まっています。