ジャパンモビリティショー2023の東京オートサロン2024ブースに、「ブラーバ マーズ」の実車が展示されています。どのようなクルマなのでしょうか。
■まるで“装甲車” 「ブラーバ マーズ」JMS2023に登場
2023年11月5日まで、東京ビッグサイトでは、第1回「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー2023、JMS2023)」が開催されています。
なかでも東京オートサロン2024ブースには、国産車のカスタマイズパーツを開発・販売するKUHL JAPAN(クールジャパン)が手掛けたブラーバ「マーズ」が展示されていますが、どのようなクルマなのでしょうか。
JMS2023では、毎年1月に開催される東京オートサロンとのコラボレーションの一環として、東京オートサロン2024のブースが設置されています。
この中に、装甲車のようなカスタムを施したコンプリートカー「マーズ」が展示されています。
マーズを手掛けたのは国産車のカスタマイズパーツを開発・販売するKUHL JAPAN(クールジャパン)です。同車は新ブランド「VRARVA(ブラーバ)」の第1弾として登場しました。
クールジャパンが手掛ける新ブランド・ブラーバは、長きにわたって培ったエアロ製造技術や独自ノウハウのほか、マシニングセンターや3Dプリンターを駆使した最先端のモデリング技術を用いて、唯一無二のデザインを具現化しています。
コンセプトは、サイバーマインドが感じられるスタイリングと装甲車のようなミリタリーの世界観を組み合わせた、メカニカルで近未来なデザインです。
マーズは、トヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」をベースに、ウィンドウやルーフ、ライト類を除いたすべてにボディキットを装着。
具体的には、フロントデザインはヘッドライト上部が盛り上がった専用ボンネットやエッジの効いた六角形状のグリル、ブラックのバンパーなどが特徴で、ボディカラーとのコントラストを持たせ堅牢な雰囲気を醸し出しています。
サイドは専用フロントフェンダーやドアパネル、サイドパネルを装備することにより、無骨で筋肉質なイメージをもたせ、戦闘機を想像させるリア周りのデザインへと続くスタイリングです。
一方で、専用フロントバンパーの下部は角が大きく削られた形状になっており、オフロード走行時に威力を発揮します。
このように、装甲車の雰囲気も感じられる近未来クロスオーバーカーに仕上がっています。
2023年1月に開催された東京オートサロン2023には、様々なカスタムカーが登場しましたが、東京国際カスタムカーコンテスト2023でグランプリを受賞しました。
その後ブラーバからは、第2弾として三菱のSUVミニバン「デリカD:5」をベースにした「オーカス」、第3弾として軽クロスオーバーSUV「ハスラー」をベースにした「イオ」が登場しています。
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前述の通り、JMS2023は11月5日まで開催。東京オートサロン2024ブースは南3ホールです。