米国レクサスは、SEMAショーで「GX460プレミアムAAPビルド」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■現行GXをアウトドアカスタム!
レクサスの米国法人は2023年10月31日(現地時刻)、米・ラスベガスで開幕した世界最大級のカスタマイズカーショー「SEMAショー2023」で「GX460プレミアムAAPビルド」を初公開しました。
GXは、レクサスが2002年から北米を中心に展開する本格SUVで、トヨタ「ランドクルーザープラド」の兄弟車とされています。
ボディオンフレーム構造のSUVとして高い走破性と上質なインテリアを両立しており、初代・2代目モデルは世界で累計約54万台を販売しました(2023年3月末時点)。
ただし、現在まで歴代GXは日本で販売されていません。2023年6月に3代目モデルが世界初公開され、この新型モデルから日本に導入されることになります。
今回、米国レクサスが公開したGX460プレミアムAAPビルドは、301hpを発揮する4.6リッターV型8気筒エンジンを搭載した現行モデルの「GX 460プレミアム」(2022年モデル)をベースにカスタム。
マットイエローサフランのラッピングが施されたド派手なスタイルに、タイヤは34インチのトーヨー オープンカントリーA/Tと18インチホイールが装着され、レクサスならではの高級感とアウトドアテイストを融合させました。
さらに、ボディサイドや下回りにCBIオフロードのロックスライダーとフルスキッドプレートを採用。険しいオフロードでの走行をサポートします。
GX460プレミアムAAPビルドではクルマとハンモックをつなげられることも特徴のひとつ。プリンス製のルーフラックにカモック製のハンモックスタンドを取り付けることで、クルマの横にくつろげるスペースを確保することができます。
また、ARB製の冷蔵庫(63リットル)を荷室に搭載。ARB製のスライドレールで固定されており、必要なときには引き出すことが可能です。
ARB製12Vポータブルエアコンプレッサーや、悪路にはまった時のリカバリーキッ