米国トヨタは「GRスープラ 45周年記念エディション」の実車を「SEMAショー2023」で公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■めっちゃカッコいいスープラ登場!
トヨタの米国法人は2023年10月31日(現地時刻)、米・ラスベガスで開幕したカスタムカーショー「SEMAショー2023」で特別モデルの「GRスープラ」の実車を公開しました。
今回展示されたのは「45th Anniversary Edition(45周年記念エディション)」。初代スープラのデビューから45周年を記念したモデルで、3リッターターボエンジンを搭載し、ATまたはMTと組み合わされます。
エクステリアは、低く構えた凝縮感のあるデザインに、大型リアスポイラーを装備。このスポイラーはリアデッキリッドから約3インチの高さにあり、手動で角度を変えることで後輪にかかるダウンフォースの量に調整することが可能です。
ボディカラーは、オレンジ(みかん)色の「ミカン・ブラスト」と、氷のようなホワイトの「アブソリュート・ゼロ」の2色が用意されます。
サイドパネルには、ボディラインに沿って上方に向かうブラックのスープラロゴを配置。カットアウトしたグラフィックが車両の輪郭を際立たせており、4代目の「80スープラ」を彷彿とさせるスタイリングを実現したといいます。
さらに、マットブラック仕上げの19インチアルミホイールを装着するほか、ブラック塗装が施された対向マウントのブレーキキャリパーに「GR」のロゴがあしらわれました。
また、ボンネットを開けると、TOYOTA GAZOO Racingのロゴが配されたオレンジ色のストラットタワーブレースがエンジンルームを補強していることがわかります。
キャビンは、シートヒーター付ブラックレザートリムスポーツシートやブラック本革巻きチルト/テレスコピック3スポークステアリングホイール、8.8インチタッチスクリーン、フルカラーヘッドアップディスプレイ(HUD)、12スピーカーJBL HiFiサラウンドシステムを装備。
AT車にはフルスピード・ダイナミックレーダークルーズコントロール、MT車にはクルーズコントロールが搭載されるほか、ブラインドスポットモニター(BSM)やリアクロストラフィックアラート(RCTA)、エマージェンシーブレーキ機能付パーキングセンサーをといった安全装備も標準装備されます。