ルノージャポンは、ルノー「ルーテシア」「ルーテシア E-TECH FULL HYBRID(イーテック フルハイブリッド)」の各現行モデルに特別仕様車を設定しました。
■マイナーチェンジを目前に控えた最後の特別仕様車を設定
ルノージャポンは2023年11月2日、ルノー「ルーテシア」「ルーテシア E-TECH FULL HYBRID(イーテック フルハイブリッド)」の各現行モデルの生産が間もなく終了となるため、最後の特別仕様車を設定すると発表しました。
ルーテシアは、1990年に初代モデルが登場したルノーのコンパクトハッチバック車です。
フランス本国などでは「クリオ」の名で発売されるベストセラーモデルで、2019年に発表された現行型で5代目となります。
日本においても歴代モデルが発売されており、現行型は2020年に発売を開始しました。
ボディサイズは全長4075mm×全幅1725mm×全高1470mm、ホイールベース2585mm。
アライアンスを組む日産との共同開発によるCMF-Bプラットフォームを使用し走行性能や安全性を高めるとともに、先進運転支援機能(ADAS)を充実させています。
日本仕様ではまず最高出力131ps、最大トルク240Nmを発生させるパワフルな1.3リッター直列4気筒 ガソリン直噴ターボエンジン+7速EDC(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載するモデルが発売しました。
その後2022年、輸入車では珍しいフルハイブリッドシステム「イーテック フルハイブリッド」搭載モデルを追加設定しています。
イーテック フルハイブリッドは、1.6リッター直列4気筒 自然吸気ガソリンエンジンに、メインモーター(駆動用)とHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2つのモーター、そして電子制御ドッグクラッチマルチモードATを組み合わせるという独自のシステム構成で、輸入車No.1の低燃費25.2km/L[WLTCモード燃費]をマークします。
欧州では2023年3月にルーテシアのマイナーチェンジモデルが発表されており、生産を行う欧州のルノー工場で現行モデルの生産が間もなく終了することから、これに先立ち最後の特別仕様車が設定されました。
まず1.3リッターターボ搭載の「ルーテシア インテンス」には、360度カメラやBOSEサウンドシステム、9スピーカー、レーンセンタリングアシスト(車線中央維持支援)を追加した特別仕様車特別仕様車「ルーテシア インテンス エディションフィナル」を設定します。
メーカー希望小売価格は消費税込みで314万円です。
そしてイーテック フルハイブリッド搭載モデルには、360度カメラやBOSEサウンドシステム、9スピーカー、レザーシート、前席シートヒーターを装備した特別仕様車「ルーテシア アントラクト イーテック フルハイブリッド」を設定しました。
メーカー希望小売価格は384万円です。
2モデルともに、グリ シストメタリック、ブルー アイロンメタリック、ルージュ フラムメタリック、ブラン グラシエの全4色のボディカラーを用意します。
なお2つの特別仕様車の販売は2023年12月7日より開始されます。