東北道や国道122号と接続する国道463号越谷浦和バイパスの鶴巻ランプで、新たに2つのランプが開通します。これに対し、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。
■大門北交差点への迂回解消
国道463号越谷浦和バイパスの鶴巻ランプ(さいたま市緑区)で、2023年11月14日14時に2つのランプが新たに開通します。SNSではどのような反響があるのでしょうか。
国道463号の越谷浦和バイパスは、越谷市の国道4号神明町(北)交差点から、さいたま市浦和区の国道17号常盤七丁目交差点までを結ぶ延長12.1kmの道路です。途中の鶴巻ランプで、東北道の浦和ICや国道122号と接続しています。
埼玉県の「県民の日」である11月14日に開通するのは、東北道上り(浦和IC出口)と国道122号上りから国道463号バイパスの浦和方面へ向かうランプです。
現在、このように進むには、国道122号を一度南下して大門北交差点まで迂回する必要があります。
さいたま市によると、埼玉スタジアム2002から国道463号バイパスの新見沼大橋有料道路の料金所まで、この遠回りルートだと約13分かかりますが、新ランプ開通後は、渋滞する国道122号を通る必要がなくなり、所要時間は約8分に縮まるといいます。大門北交差点で浦和方面へ右折するクルマも減り、国道122号の渋滞改善も期待されています。
なお、同ランプでは今後、国道463号バイパスの浦和方面から浦和IC下り入口につながるランプも整備される予定です。
SNSでは、「立体化の工事が進んでうれしいです」「混雑する122号線をやっと経由しなくて済むようになる」「東北道を出た後の国道122号の混雑が緩和するかな」など、開通を歓迎する声が多く見られます。
しかし一方で、「ついでに見沼有料も無料にならんか?」「その前の有料道路を無料にしてほしい」「JCTに金をかける余裕があるなら、新見沼大橋の早期無料化を望みます」といったように、鶴巻ランプから浦和へ向かう際に通る新見沼大橋有料道路の無料化を要望する声も多くありました。
この新見沼大橋有料道路は、普通車150円、軽自動車等100円といった通行料金がかかるため、迂回するクルマで国道463号(旧道)も依然として混雑していますが、新見沼大橋有料道路での料金徴収は、2026年11月まで続く予定です。