1993年製のフォード「E-150」を、コメディー映画「ジム・キャリーはMr.ダマー」に出てくる車両そっくりにしたカスタムカーが、海外のオークションサイトに登場しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■「これ、走れるの!?」わんこ風味のカスタムカー登場!
2023年10月、米国のオークションサイト「Cars and Bids」に、コメディー映画「ジム・キャリーはMr.ダマー」に登場する“犬の車両”に似せたフォード「E-150」が登場しました。
このカスタムカーは、コメディー映画「ジム・キャリーはMr.ダマー」に登場する「マット・カッツ」をイメージして作製されています。
ベースになっているのは、1993年製のフォードの大型バン「E-150」。
一番特徴的なのは、やはりその外観。茶色のカーペットを外装全体に包装することで、作中と同じく“犬らしさ”を見事に表現しています。フロントにはしっかり目や鼻、舌などの装飾パーツも付けています。
内装も手抜かり無く、毛羽立ったダッシュマットとハンドルカバーを装備したり、鳥の死骸を模したマスコット入の鳥かごを置いたりするなど作中のイメージをしっかりと再現。さらに映画に登場したミニバイクのレプリカも付属しているそうです。
また、そのユニークさとは裏腹に、車内のシートはクリーム色の落ち着いたカラーリングで、非常にくつろぎやすそうです。
パワートレインには、4.9リッター直列6気筒エンジンと4速オートマチックトランスミッションの組み合わせており、最大出力約145馬力、最大トルク約36.6kgf-mを発揮します。
注意すべき点として、足回りに若干腐食がある点や2014年に事故を起こしている点などが挙げられています。
このカスタムカーは、69件の入札の後、4万1000ドル(約615万円)で落札されました。