2023年11月現在、日本で買える国産乗用車で1番安いモデルと高いモデルは何なのでしょうか。
■まさかの「最安MT車」発売! それはどんなクルマ?
2023年11月13日にスズキは「ワゴンR」「スイフトスポーツ」の一部改良を実施しました。
そこで約1か月ほどラインナップから落ちていたMT仕様が復活したカタチとなります。
では、現在日本で買える国産乗用車でMT仕様の1番安いモデルと1番高いモデルは何なのでしょうか。
近年、日本での新車販売におけるMT比率は1%ほどと言われています。
2、3年前には1度MT仕様が増えるような動きもありましたが、最近の商品改良で廃止されるなど、新車における希少性は高そうです。
そうした中でスズキは2023年10月2日にワゴンRとスイフトスポーツの一部改良を実施。この際、MT仕様がラインナップから落ちたことが話題となりました。
しかし、冒頭の今回の一部改良にて再度それぞれのMT仕様が復活を果たし、ワゴンRの5速MTは11月24日より、スイフトスポーツの6速MTは11月27日より発売するとしています。
そのワゴンRのMT仕様は「FX(2WD・5MT)」となり、価格は129万4700円です。
なお2023年11月現在、日本で買える国産乗用車で1番安いMT仕様となります。
SNSではワゴンRにMT仕様が復活したことについて「スイスポとワゴンRにMT車が復活!!」、「もう出ないのかと思ってた…」「MT残ったのか!」という声が見られました。
その一方で日本で買える国産乗用車で1番高いMT仕様はトヨタ「GRスープラ RZ(6速MT)」の731万3000円で、ホンダ「シビックタイプR(499万7300円)」や日産「フェアレディZ(539万8800円)」よりも高額です。
GRスープラは、2019年1月14日に世界初公開されましたが、当初は8速スポーツATのみの設定でした。
しかし、2022年4月28日に発表された一部改良にてMT仕様が新たに設定されます。
なおこの6速MTはGRスープラのハイパワーエンジンに合わせ操る楽しさを追求するために新規に開発されたものです。
SNSではGRスープラのMT仕様について「やっとMT追加!待ってた!」、「スープラにはMTないと!」、「MTなら欲しいかも」という声が聞かれました。
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また国産車MTで言えば軽トラックや軽商用バンなどが100万円以下である他、輸入車MTで言えば1000万円を超えるMTも販売されています。