米ラスベガスで開催されたカスタムカーショー「SEMA2023」では、1999年に登場したカスタムカー「レトロクルーザー」が修繕を受け展示されていました。レトロクルーザーの復活に日本のユーザーからも様々な反響が集まっています。
■トヨタ「レトロクルーザー」まさかの復活に反響アリ
トヨタは、2023年10月31日から11月4日まで、米国ラスベガスで開催されたカスタムカーショー「SEMA2023」に、同社製の市販車やカスタムカーなど様々なクルマを展示しました。
そのなかには、1999年に誕生していたカスタムカー「レトロクルーザー」の修繕済みモデルも含まれており、日本ユーザーからも様々な反響が集まっています。
レトロークルーザーは、1967年式「ランドクルーザーワゴン(FJ45)」をベースとしたカスタムカーです。
1999年に米国のレーシングドライバー、ロッド・ミレン氏の発言から生まれたこのクルマは、1967年式という古いランドクルーザーに、当時としては最新の100系ランドクルーザーの内装やエンジンを組み合わせています。
エクステリアはブロンズに塗装されるほか、ボディの縮尺が変わり、シルエットに大幅な変化があるものの、レトロな雰囲気はFJ45そのものです。
一方でインテリアは、あらゆる装備が100系ランドクルーザーのものに換装されているほか、シート表皮などがコノリーレザーに張り替えられ、豪華な印象に。また、ロールケージも備えられ、車両の剛性を高めています。
パワートレインは、100系ランドクルーザーの最高出力230馬力を発揮する4.7リッターV型8気筒エンジンを搭載。組み合わされるトランスミッションは4速ATです。
実はレトロクルーザーのSEMA2023への出展に向けて、倉庫に眠っていたこのクルマを上から下まで徹底的に調べ上げ、摩耗したパーツや老朽化したコンポーネントを交換するなどの修繕を施したといいます。
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外観の渋いブロンズカラーとは裏腹に内装はクラシックで質感の高い印象を与えるレトロクルーザーに、日本ユーザーからは「これが世に出回れば爆売れするだろうなあ」「こういうの好みだなあ」と好印象の声が多数見られました。
また「こういうレトロなデザインも市販して欲しい」「せっかくなら売り出せばいいのに」「売って!」と市販化を熱望する声など、様々な反響が寄せられていました。