トヨタの米国法人は、新型SUV「クラウンシグニア」を世界初公開しました。セダンとSUVのメリットを両立した全く新しいモデルだと説明しますが、SNSでは一体どのような反響が見られるのでしょうか。
■トヨタ新型「クラウンシグニア」に反響あり!
トヨタの米国法人(以下、トヨタ)は2023年11月15日(現地日時)、新型SUV「クラウンシグニア」を世界初公開しました。
同車は米国に導入される「クラウン」シリーズとして、「クラウンクロスオーバー」に続く第2のモデルとなりますが、この発表についてSNSではどのような反響が見られるのでしょうか。
新型クラウンシグニアは、セダンのような快適性とSUVの多用途性を両立した大型SUV。最大乗員は5人が快適に過ごせる空間と十分な荷室スペースを確保しています。
エクステリアデザインは新型クラウンシリーズ共通の造形を用いることで、見た瞬間にもトヨタの最新高級モデルであることを主張。また、大径21インチアルミホイールとワイドなスタンスによる力強い踏ん張り感も特徴的です。
インテリアには広がり感をもたらすラウンジ風のデザインが採用され、運転席と助手席にはパワーシートが標準装備。内装のパネルにはソフトタッチ素材やレザートリムを採用し、明るくプレミアムな空間を演出するほか、さらに上級グレードには高級感を高める本革調シートやダブルステッチキルティングが追加されます。
また新型クラウンシグニアのリアシートは折り畳むことができ、格納時には6.5フィートの広大な荷室として使用可能。積載性能の優秀さも同車の魅力であるとトヨタはいいます。
搭載されるパワートレインは、2.5リッターの4気筒ガソリンエンジンにデュアルモーターハイブリッドシステムを組み合わせ、最大出力243馬力を発揮。
駆動方式はすべて電子制御式の四輪駆動(AWD)となり、前輪と後輪のトルク配分を100:0から20:80まで状況に応じて変化させることで、様々な路面状況において高いグリップ力を確保することが可能です。
新型クラウンシグニアは、日本で組み立てた後に米国へと輸出され、2024年夏にトヨタの米国販売店に入荷する予定です。
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この新型クラウンシグニアの発表を受け、日本のSNSでも様々な反響が見られます。
その多くが「これカッコ良いと思います!」「普通に欲しい」「デザインも色もなかなか良いじゃん」とデザインやボディカラーを好意的に受け止めたコメントで、「今回のクラウンシリーズの中で一番良いとすら思う」「スタイル、デザイン、使い勝手すべて含めて一番魅力的」「クラウン兄弟の中で一番人気になるかも…?」など、一連の新型クラウンシリーズにおける最大勢力になると予想する声も少なくありません。
また、「新しいレクサスのグリルっぽくない?」「グリルをレクサス風に寄せてきたかな」と、トヨタの高級ブランドであるレクサスに似た雰囲気を感じた人も。
その一方で、「現行型クラウンを目にする機会が増えたけど、まだ『クラウン』だと受け止められない…」といった、現行型クラウンの大きな変化に戸惑う声や「新しいクルマがどんどん出るのは良いのだけど、買えない、納車されない問題もどうにかしてください」と、コロナ禍以降常態化しつつある納車の長期化について言及するコメントも印象的でした。