2023年11月6日、日産のカナダ法人は新型「ヴァーサ」2024年モデルを発表しました。新型ヴァーサはどのようなクルマなのでしょうか。
■手ごろな価格のコンパクトセダン「ヴァーサ」とは
2023年11月6日、日産のカナダ法人(以下、日産)はコンパクトセダンの新型「ヴァーサ」を発表しました。
ヴァーサは、日産が日本国外で展開するコンパクトな4ドアセダンです。
過去に日本でも販売されていた「ティーダ/ティーダラティオ」や「ラティオ」の後継モデルにあたります。
現行モデルはカナダにおいて、2020年2月に開催された「カナダ国際オートショー」で初披露されました。
先進運転支援機能「日産セーフティシールド360」を採用したほか、上位モデルのセダン「アルティマ」「マキシマ」と共通する最新デザインを取り入れています。
2022年12月には、最新のVモーショングリルデザインを取り入れフロント周りを刷新した、マイナーチェンジ版のヴァーサ2023年モデルがカナダで発売されています。
今回登場したのはその2023年版をベースにした2024年モデルです。
新型ヴァーサのボディサイズは、全長4495mm×全幅1740mm×全高1454mm、ホイールベースは2620mmで、現在国内で販売されている車種でいうとトヨタ「カローラ セダン」と同等のサイズです。
パワートレインは、最高出力122馬力・最大トルク114lb-ftを発揮する1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載。これに5速MTもしくはCVTを組み合わせ、前輪を駆動します。
エクステリアは、フロントマスクの黒いグリルに日産の特徴でもある「Vモーショングリル」の最新デザインを組み合わせてあり、大胆ながら精巧な印象を与えてくれます。
リアエンドは、ブーメランをモチーフとしたテールライトが特徴。
スポーティグレード「SR」には17インチアルミホイールやボディ同色のリアスポイラーを装備し、日常の中にスポーティな印象を加えます。
インテリアは、シンプルながら広々とした空間と高級感を与えるデザインです。
センターコンソールの7インチもしくは8インチのタッチスクリーンや、メーターパネルのアドバンスドドライブアシストディスプレイなど、快適なドライブを支える装備も充実しています。
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新型ヴァ―サ2024年モデルは車両価格の設定が見直され、2万298ドル(約221万円)から2万3398ドル(約254万円)に変更されました。ボディカラーは、全7色が用意されます。