北米や中国、オーストラリアで新たな「カムリ」が世界初公開されました。どのような反響が寄せられているのでしょうか。
■フルモデルチェンジで「最新トヨタ顔」に
トヨタ「カムリ」と言えば初代は「セリカカムリ」として登場しました。
その後単独モデルとして10世代以上のモデルを展開しています。
今回、北米や中国、オーストラリアで新たな「カムリ」が世界初公開されました。
中でも米国と中国では今回のモデルチェンジで9代目となりました。
この両市場では長年売れ筋セダンとしての実績を持っています。
今回のカムリは、例えば米国ではグレードにより新たに2つのフェイスデザインを採用。
中国では同じくグレードにより3つの顔を採用するなど、斬新な新しいスタイルが付与されました。
パワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジンと第5世代トヨタハイブリッドシステムを組み合わせています。
これにより、システム最高出力はFFが225馬力、AWDが232馬力を発生。
なお9代目となる新型カムリは米国や中国で2024年に発売される予定です。
一方で日本では先代モデルが23年12月下旬をもって生産終了することが明らかになっており「長い間たくさんのお客様にご愛顧いただきました。誠にありがとうございました」というコメントも掲載されています。
そのため今回のフルモデルチェンジを遂げた新しいモデルは日本市場に登場しない可能性が高いようです。
そんな新型カムリですが、どのような反響が寄せられているのでしょうか。
米国や中国では「新しいカムリの顔は気にっている」「新しいカムリはレクサスの顔に見える」「プリウスとレクサスを合わせた感じが新しくて良い」というような声が見受けられました。
また日本では「日本は生産終了で新型カムリは来ないのかな」、「このデザイン良いなぁ、日本で発売してほしい」、「いまのカムリに乗っているけど乗り換えたい」という声が見られ、ファンからは日本導入が望まれています。