メルセデス・ベンツは、ミドルサイズSUVの新型「GLB」を発売しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
■7人乗れる! 人気の「中型SUV」新型モデル
メルセデス・ベンツは2023年11月17日、ミドルサイズSUVの新型「GLB」を発表し、同日より販売を開始しました。
GLBは2020年に日本での販売が開始された、メルセデス・ベンツのラインナップにおいても比較的新しいシリーズで、ミドルサイズSUVでありながら3列シートを搭載し7人乗車が可能なモデルです。
同車の特徴となるスクエアなエクステリアデザインは、メルセデス・ベンツの最上級オフローダー「Gクラス」からインスピレーションを得たもので、日本の都市部でも取り回しの良いボディサイズの中に広い室内空間を実現。
SUVらしい高い悪路走破性を誇りながら日常性も備え、7人が満足に乗車できる「全てを備えた本格SUV」だとメルセデス・ベンツは説明します。
今回発表された新型「GLB」は、エクステリアデザインをより精悍に刷新するとともに、ナビゲーションシステムを最新世代にアップデート。
さらに安全性や快適性を高める「アダプティブハイビームアシスト」などを全モデルに標準装備したほか、快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現する「アダプティブダンピングシステム付サスペンション」や「Burmesterサラウンドサウンドシステム」をオプション設定しました。
ボディサイズは、全長4640mm×全幅1835mm×全高1700mm。ホイールベースは2830mm。
大きく刷新されたフロントフェイスを見ると、メルセデス・ベンツの最新SUVシリーズに共通するルーバーデザインがグリルにあしらわれ、さらにAMGラインパッケージにおいてはクローム仕上げのダイヤモンドパターンが散りばめられたシングルルーバーを採用。
フロントバンパーも、よりSUVらしいタフ感あふれる新デザインを取り入れたほか、ヘッドライトもシャープな印象の強いデザインへと進化していることが分かります。
リアビューで強い印象を残すリアディフューザーにもスポーティかつ安定感のある演出が施されたほか、LEDリアコンビネーションランプもヘッドライト同様にシャープなデザインに刷新。ホイールデザインも全く新しい形状を採用しています。
また、ボディカラーに新色の「スペクトラルブルー」と「ローズゴールド」が追加されました。
パワーユニットには1.4リッターガソリンターボエンジンのほか、最高出力150馬力・最大トルク320N・mを発揮するパワフルな2リッターディーゼルターボエンジンをラインナップ。力強く加速を実現させながら、低振動と高い静粛性を達成しているといいます。
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刷新された新型GLBの価格(消費税込)は、638万円から694万円となります。