2023年10月31日、トヨタのアルゼンチン法人は、一部改良を施した新型「カローラ」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■新たなデザインをまとった新型「カローラ」発表
2023年10月31日、トヨタのアルゼンチン法人(以下、トヨタ)は同社のセダンの中でも主力製品である「カローラ」の新たな一部改良モデルを発表しました。
アルゼンチンでは4ドアセダンのカローラが展開されていますが、日本の「カローラ(セダン)」とはボディ自体が異なり、欧州などで販売されるものと基本的に共通です。
ボディサイズは、全長4630mm×全幅1780mm×全高1435mm。ホイールベースは2700mmで、日本のカローラ(全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm)よりも一回り大きなサイズです。
パワートレインは、最高出力175馬力・最大トルク21.3kgfmを発揮する2.0リッター直列4気筒エンジンと、最高出力100馬力・最大トルク142Nmを発揮する1.8リッター直列4気筒エンジンに最高出力71馬力・最大トルク162Nmを発揮するモーターを組み合わせたフレックスフューエルハイブリッドシステムの2種類を用意。どちらもCVT(ハイブリッドはeCVT)を組み合わせます。
エクステリアは、フロントグリルを新たに「ハニカム」デザインに変更。随所に使われているメッキパーツと相まって、現代的で優雅でダイナミックなデザインとなっています。17インチホイールもデザインが変わり、新たなカローラの洗練された印象にぴったりです。
インテリアは、SEGグレードには新しい12.3インチのフルデジタルマルチインフォメーションダッシュボードが搭載されています。XEIとXLIグレードには、7インチのインフォメーションディスプレイが採用されています。
さらに、SEGとXEIグレードには、後部座席にエアコンの吹き出し口と2つのUSBタイプCポートが装備され、より快適なドライブを楽しめるようになっています。
また、新型カローラは安全性も注目ポイント。TNGA思想に基づくGA-Cプラットフォームの採用や7つのエアバッグ、さらには全モデルにToyota Safety Senseが標準搭載されるなど、快適さだけでなく安全性も追及されています。
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新型カローラには、7色が用意され、本体価格は1045万2000アルゼンチン・ペソ(約452万1350円)からです。