2023年11月17日、ホンダは中国・広州で開催される「広州モーターショー2023」でBEV(電気自動車)の「e:N」シリーズ第2弾「e:NS2」など、様々なクルマを展示。この中には、2024年内にも投入するという新型「e:N SUV序」も含まれていたようですが、どのようなモデルなのでしょうか。
■ホンダ新型「真っ黒SUV」実車展示
2023年11月17日、ホンダは中国・広州で開催される「広州モーターショー2023」でBEV(電気自動車)の「e:N」シリーズ第2弾「e:NS2」など、様々なクルマを展示しました。
この中には、2024年内にも投入するという新型「e:N SUV序」も含まれていたようです。どのようなモデルなのでしょうか。
新型e:N SUV序は、2023年4月18日に上海モーターショーで世界初公開された、e:Nシリーズ第3弾となるコンセプトモデルです。
同車は、SUVらしいワイルドさと近未来的な知性を兼ね備えた新世代のe:Nシリーズとして開発が進められているといいます。
また、e:Nシリーズ共通のコンセプトである「動」「智」「美」を新たな次元へと引き上げることを目指しています。
EV専用のe:N Architecture Wを初採用し、走る楽しさを追及したホンダらしいパフォーマンスを実現するほか、最新の安全運転支援システムやAIを搭載したコネクト技術の採用により、室内全体で「智能化」を感じられる空間を実現するようです。
エクステリアはほかのe:Nシリーズ同様、黒で塗られるほか、直線を多用したシンプルかつ先進的なデザインが特徴。ドアミラーはとてもシャープなデザインで、カメラ方式を採用しているようです。
そんな新型e:N SUV序ですが、2024年内にもこのモデルをベースとした市販モデルが発売されるといい、まもなくの発表が予想されます。
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広州モーターショーの会場では、e:N SUV序やe:NS2に加え、全高が低くスポーティなスタイルを持つ「e:N GTコンセプト」も展示されました。
ホンダは同モデルの市販車も含め今後投入していくことで、中国市場において「2035年までにEVの販売比率100%」の達成を目指していくといいます。