ジャパンモビリティショー2023のキャンピングカーエリアには、「ハイラックス 車中泊仕様」が展示されていました。どのようなモデルなのでしょうか。
■超豪華な「ハイラックス 車中泊仕様」とは
東京ビッグサイトで2023年11月5日までジャパンモビリティショー2023(JMS2023)が開催されていました。なかでもキャンピングカーエリアには、トヨタのピックアップトラック「ハイラックス」をベースにしたキャンピングカー「BR75」が展示されていました。
BR75は、荷台部分に居住空間を設けたキャブコン(キャブコンバージョン)モデルで、本格的なSUVとキャンピングカーを融合させたニュースタイルだといいます。
「大人の秘密基地」をコンセプトに、ハイラックスの機動力を活かした走りができる一方、車内は落ち着いた空間や機能的なレイアウトなどが備わり、心安らぐプライベートスペースが確保されています。
エクステリアは、ベースのハイラックスの良さを活かしつつアクティブな印象のフロント部から流れるようなシルエットが特徴的です。
ボディカラーはアウトドアな環境にも溶け込むようなサンドベージュで、力強さがありつつも落ち着きのあるデザインに仕上がっています。
インテリアは、ベンチシートとテーブルがセットされているリビングスペースに加え、ポップアップルーフを上げれば大人が立って歩けるほどの広い室内空間が確保されています。
テーブルを収納すればフルフラットベッドを展開できるほか、バンク部分にもセミダブルサイズのプルダウンベッドが装備されています。
また、リアエントランス部分には、シャワールームへつながるスライドドアがあり、完全な個室とすることも可能です。
このほか、エントランスドア上部には、照明の調整、設備状態を確認できる大型タッチパネや、外部電源出力コンセントを装備。
さらに、家庭用エアコン装備が備えられるのも大きな特徴で、室外機はボディ下に収納され、リアバンパー下に専用ガードが取り付けられ、シルエットが美しくまとまっています。
BR75の価格(消費税込)は、ハイラックス「Z-GRスポーツ」グレードをベースにした「BR75-G」が1245万円、「Z」グレードをベースとした「BR75-Z」が1098万円です。