トヨタ車のカスタマイズパーツを取り扱うモデリスタは、中国市場で販売される「クラウンクルーガー」のエアロ仕様を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■メッキパーツがきらびやかな「クラウンクルーガー」とは?
トヨタと中国第一汽車の合弁会社である一汽トヨタは、中国において「クラウンブランド」を展開しており、SUVの「クラウンクルーガー」を販売しています。
このクラウンクルーガーは、海外で販売されるミドルサイズSUV「ハイランダー」の兄弟車で、クラウンを象徴する「王冠」エンブレムを備えたモデルです。
ボディサイズは全長5015mm×全幅1930×全高1750mmで、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを用意します。
外観は、フロントグリル中央に輝く王冠のエンブレムが存在感を示すほか、シャープな3連LEDヘッドライトや、LEDテールランプが凛としたイメージを強調。
車内は、フロントガラスをはじめとした随所に遮音ガラスを採用したほか、遮音材や制振材も多用されたことで優れた静粛性を実現しています。
パワートレインは、2.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムのほか、2リッターターボも設定されました。
予防安全装備として、新世代型の「トヨタセーフティセンス」が搭載されるほか、パークアシストシステム、パノラミックモニタリングシステムなどの先進装備も搭載されます。
2023年11月17日に開催された「広州モーターショー2023」では、トヨタ車・レクサス車のカスタマイズパーツを手掛けるモデリスタが「クラウンクルーガー モデリスタ」を世界初公開しました。
クラウンクルーガー モデリスタは、ロアグリル下部にメッキのラインを装着するほか、メッキの大型フロントスポイラーを備え、きらびやかなフロントフェイスを演出。
サイドやリアは、通常仕様で樹脂パーツが装着される部分に、モデリスタ仕様ではボディ同色+メッキパーツを取り付けて、全体的にプレミアム感が増した印象になりました。
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このほか広州モーターショー2023では、高級ミニバンの「クラウンヴェルファイア(日本名:ヴェルファイア)」や大型ミニバンの「シエナ」などのモデリスタ仕様も初披露しています。