三菱自動車は2023年11月24日、軽ハイトワゴン「eKクロス」「eKワゴン」の改良モデルを発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
■安全装備刷新&新色追加! 「走りのパドルシフト」も追加に
三菱自動車(以下三菱)は2023年11月24日、「eKクロス」「eKワゴン」の改良モデルを発表しました。
両モデルとも同日より発売しています。
三菱のeKシリーズは2001年に誕生。このうちeKワゴンはシリーズ中ベーシックな軽トールワゴンとして展開されています。
現行型は4代目で、2019年3月に登場。先代同様、日産との合弁会社NKMVが企画・マネジメントし、日産では「デイズ」として販売されています。
また、eKクロスはこのeKワゴンをベースにクロスオーバー風に仕立てたモデルで、全車ハイブリッドとなっているほか、ターボエンジン搭載モデルも設定しています。
改良では、主に安全装備の充実化と機能装備の追加が行われています。
eKクロス・eKワゴンともに、リアカメラとリアビューモニター付きルームミラーを全車標準装備。バックカメラ装着の義務化に対応しています。
さらに、衝突時にドライバーの下肢を保護する運転席SRSニーエアバッグ、後席シートベルトのプリテンショナー機構も全車標準装備しました。
また、衝突被害軽減ブレーキ「FCM」には自転車検知機能を追加しています。
機能装備面では、eKクロスではステアリングヒーターを追加したほか、ターボ搭載モデル「T」「Tプレミアム」には新たにパドルシフトが装備され、変速操作が可能にました。
エクステリアでは、2モデルとも新色が設定されています。
eKクロスでは「ミストブルーパール/ブラックマイカ」「ナチュラルアイボリーメタリック/アッシュグリーンメタリック」「チタニウムグレーメタリック/サンシャインオレンジメタリック」「ライトニングブルーマイカ」の4色が追加され、計10色から選べます。
eKワゴンでは、初の2トーンカラーとなる「ミストブルーパール/オークブラウンメタリック」「ナチュラルアイボリーメタリック/ブラックマイカ」「ライラックピンクメタリック/ホワイトソリッド」に加え、「ミストブルーパール」「ライラックピンクメタリック」が選べるようになり、合計11色展開となりました。
eKクロス 改良モデルの価格(消費税込)は166万4520円から202万7520円、eKワゴンは138万9300円から160万3800円となっています。