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「播磨臨海地域道路」詳細ルート固まる! 4車線道路が第二神明や播但道に接続 「喫緊の課題」「価値が高い」優先36kmの計画に反響集まる

くるまのニュース 2023年11月27日 15時10分

「播磨臨海地域道路」の優先整備区間約36kmの詳細なルート案が発表されました。これについて、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。

■「第二神明~広畑」の詳細は

「播磨臨海地域道路」の優先整備区間とされる約36kmについて、2023年10月に兵庫県や沿線市町が、ICやJCTの位置を含む詳細なルート案を発表しました。これについてSNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 播磨臨海地域道路は、神戸市西区と兵庫県太子町を海沿いに結ぶ延長約50kmの高規格道路です。国道2号バイパスや国道250号の混雑緩和、臨海部の物流効率化などを目的に整備が構想されています。

 このうち、第二神明道路から姫路市広畑までの「優先区間」約32kmは、大まかな「ルート帯」がすでに示されていましたが、今回、さらに具体的な案が始めて明らかになりました。

 道路は、標準幅員18.75m、4車線(片側2車線)、設計速度80km/hで計画されています。基本的に高架橋の続く自動車専用道路です。

 示されたルート案は、第二神明の大久保IC~明石西IC間に新設する明石西JCT(仮称、以下同じ)を起点とし、第二神明の北側を並走した後、新設する加古川JCTで第二神明の南側に移り、その後は概ね山陽電鉄より南側を西進します。

 途中に設置するICは、東から稲美・平岡播磨・別府・尾上・高砂東・高砂西・伊保・大塩・白浜北・白浜・飾磨・飾磨西の12か所です。

 このうち稲美・平岡播磨・飾磨・飾磨西の4か所は、東西両方向に出入りできるフルインターですが、ほかの8か所は東西どちらか1方向のみに対応するハーフインターとなります。

 JCTは3か所で計画。第二神明と接続する前述の明石西JCTと加古川JCTに加え、大塩IC~白浜北IC間の姫路南JCTは、播但連絡道路に向かう道路と接続します。

 ルートは、移転が難しい既存の変電所やガス供給所といったライフライン施設、学校、寺社、大規模工場などの影響を最小限とするため、道路や水路、緑地といった公共空間や、建物が比較的少ない市街化調整区域などを選んだということです。

 SNSでは、「加古川バイパスは詰まったり事故が多いもんねぇ」「姫路から阪神方面とつながる基幹道路はもう一本必要」「阪高湾岸や第二神明延伸とともにネットワークでつながっていくので価値が高い」など、重要性を訴える投稿がありました。

 また、「おお!!! やっとか!!」「喫緊の課題すぎる」「姫路、加古川バイパスの渋滞の損失は計り知れないから、早くできてほしい」と、早期整備を望む声も多数ありつつ、一方で、「自分が生きているうちに、開通するかなぁ…?」「こいつができるのが先か、運転やめてるのが先かどっちが早いかな…」など、遠い将来の開通を予想する人もいました。

 県と沿線市町は住民説明会を経て、今後の都市計画決定につなげていく方針です。

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